> Ben Folds Five

Ben Folds Five

(ベン・フォールズ・ファイヴ)

日本からブレイクを果たし、ワールドワイドな成功を収めた数あるバンドの中で、近年話題が集中したのは彼ら、ベン・フォールズ・ファイヴにほかならないだろう。
95年に発表されたデビュー・アルバム『ベン・フォールズ・ファイヴ』が外資系レコード店を中心に流行感度の高いリスナーを刺激し、メディアもこぞって彼らを絶賛した。ピアノ/ベース/ドラムで編成されるギター・レスなバンドでありながら、ファズやディストーションなどのエフェクターをベースに使用することによって歪んだフレーズを体現。そして、ジェリー・リー・ルイスのジャンプしながら弾くピアノ・ロックンロールなスタイルに、オルタナティヴの要素を加味してみせたのがベン・フォールズ・ファイヴ・サウンドである。バンドの中心人物であるベン・フォールズはポップ・マニアであり、楽曲の構成/アレンジは極めて綿密。とくにメロディに対するこだわりは相当なもので、一聴で耳を奪ってしまうセンチメンタルな香り漂う旋律は素晴らしいの一言だ。また、99年作『ラインホルト・メスナーの肖像』は大々的にオーケストラを導入した、バート・バカラックばりのシンフォニックな作品となり、賛否両論を呼んだのも記憶に新しい。
ステージにおけるエンターテインメント性も高く、ピアノの弦をハンマーで叩いたり、鍵盤にジャンピング・エルボーをキメルなど、トリッキーなパフォーマンスで楽しませてくれた。が、惜しくも00年に解散を表明。強烈なインパクトを残した活動の歴史に幕を降ろした。

制作協力:
OKMusic

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