B.J. Thomasの記事一覧

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B.J.トーマスといえば、映画『明日に向かって撃て』の挿入歌であるバカラック・ナンバー「Raindrops Keep Falling on My Head(雨にぬれても)」が余りにも有名だが、40年に及ぶキャリアの中で、ポップ〜カントリー〜ゴスペルと多岐に渡るジャンルでヒットを放っている人物だ。中でもその最盛期は60〜70年代の<セプター>時代。自ら作曲することはほとんどないのだが、エルヴィス・プレスリーで有名なマーク・ジェイムスやアメリカン・ポップス請負人のマン&ウェイルなどの楽曲を積極的に取り上げ、最高のホワイトR&Bを生み出した。甘さの中に南部フィーリングを滲ませた唱法もB.J.ならではのものだろう。
ちなみに、山下達郎が率いたシュガーベイブ唯一のアルバム『ソングス』のタイトルは、B.J.の同名アルバムから取られた。

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