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03年に太志(vo)とOKP-STAR(b)を中心にアビコ(dr)、mayuko(key)、大介(g&pro)の5人でバンドを結成。04年、大手CDショップが主催するバンド・コンテストの関東大会で2年連続最優秀賞を受賞。05年に1stミニ・アルバム『空いっぱいに奏でる祈り』でインディーズ・デビューを飾る。
ロック、レゲエ、ヒップホップなどを巧みに融合させつつ、誰もが聴きやすい高品質のポップ・ソングとして結実させるのが彼らの持ち味で、練られたプログラミングとキャッチーなメロディー、メッセージ性の高いリリック、静寂と爆音のスパイラル、これらが渾然と一体になったエモーショナル・ミクスチャー・サウンドは、早耳のインディーズ・ファンの心をがっちりと掴んだ。
なかでも、「等身大のラヴソング」はオリコン・インディーズ・チャートのトップ3圏内にランク・イン。「百万回の愛してるなんかよりも/ずっとずっと大切にするものがある」と太志が綴る飾り気のない、まさに“等身大”と呼ぶにふさわしいこの曲の詩に、多くの若者が共感・共鳴しロング・ヒットを記録した。
その後アビコ(dr)の脱退を経て、06年4月に2ndミニ・アルバム『七色の落書き』でメジャー・デビュー。同年7月発売のシングル「決意の朝に」が映画『ブレイブ・ストーリー』主題歌に、同年11月のシングル「千の夜をこえて」が映画『劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY』主題歌に起用されるなど、2曲立て続けに劇場用アニメで使用され話題を呼んだ。その後もシングルの多くがアニメやドラマの主題歌に起用されたが、08年日本テレビ系『ごくせん』主題歌となった6thシングル「虹」が大ヒット。この年の夏、10本以上のフェスに出演し、人気バンドとしての地位を築いた。