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Anita O’Day

(アニタ・オデイ)

白人女性ジャズ・シンガーの最高峰。39年にプロ活動を開始し、駆け出したばかりの彼女はテクニックに頼りがちなヴォーカリストだったが、アドリブの瞬発力には特筆するものがあった。41年にジーン・クルーパ(ds)のバンド、44年にスタン・ケントン楽団に参加し、着実にキャリア・アップ。50年代にはその人気を不動のものにした。まるで草書体のようにくずした歌い口調、シットリとした深みのある声質といった彼女の魅力はここで確立されたのだ。その大人っぽい雰囲気から“姉御スタイル”と巷ではいわれる(性格も?)。64年に一度休業するも、69年には第一線に復帰。73年から西海岸を中心に活動している。
代表作は『ジス・イズ・アニタ』『アニタ・シングス・ザ・モスト』(いづれも56年)など。特に後者は“鍵盤の皇帝”オスカー・ピーターソン(p)のドラムレス・トリオをバックに従え、大船にのった気分で自由奔放に歌い上げた、彼女のジャズ・フィーリング満載のアルバムとなっている。
06年11月23日、肺炎で入院中だったロサンゼルスの病院で死去。享年87歳。

制作協力:
OKMusic

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