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メンバーは佐々木健太郎(vo&b)、下岡晃(vo&g)、斉藤州一郎(dr、vo)という、異なる2人のソングライターを擁するツイン・ヴォーカル体制の3ピース・ロック・バンド。中学時代に同級生だった佐々木と下岡は、当時より楽器を持ち回してデモ・テープ作成に励み、その頃から既に“アナログフィッシュ”というバンド名を名乗っていたという。02年頃に斉藤が加わり、現在のメンバー構成に至る。
インディーズ・ライヴ・シーンで頭角を現し、『FUJI ROCK FESTIVAL』出演、セカイイチ、髭(HiGE)とのスプリット・ライヴ・ツアーなどを経て、04年にアルバム『アナログフィッシュ』でメジャー・デビューを果たした。
彼らの魅力は、それぞれヴォーカルと共に作詞も担当する佐々木と下岡の好対照なソング・ライティングにある。1stシングル「スピード」(05年8月)に代表されるようなシンプルかつパワフルなロック・チューンは佐々木、「Living in the City」(06年5月)「Magic」(06年11月)のような奥行きのある味わい深い歌詞は下岡と、それぞれの個性によるものが非常に大きい。また、2人のヴォーカリストに加え、ドラムの斉藤の声も合わさったコーラス・ワークも、彼らのロック・サウンドの重要な要素の1つだ。3ピースによるバンド・アンサンブルに加え、「アンセム」(06年7月)では四つ打ちのリズムと12弦ギターの響きを聴かせるなど、その音楽は変幻自在の自由なものであり、聴き手の心を揺さぶり続ける。