>  >  >  > Allen Ginsberg

Allen Ginsberg

(アレン・ギンズバーグ)

50年代アメリカが生んだ、ビート・ジェネレーションを代表する詩人。26年、ニュージャージー州パタースンに生まれ、コロンビア大学卒業後、18歳で大学教授になる夢を捨てて詩を書くことを決意。その直後、ニューヨークにて、彼を麻薬へと導いたビート派の同志、ウィリアム・S・バロウズ、ジャック・ケルアックと運命的な出会いを果たす。
権威的な社会と物質主義の圧迫、世界各地での放浪、セックス、麻薬による幻視体験、溺愛していた母親の死を通して「Howl(日本語題・吠える)」「Kaddish(カディッシュ)」を始めとする傑作が誕生。それらは、マッカーシズム/朝鮮/キューバ/ベトナムなど、第2次世界大戦後も止むことのない悲劇と、人類が目指すべき理想郷を同時に写し出し、人間の根源的な姿を読者の思考に焼き付けた。彼が開拓した自由な思想はインテリ層を中心とした多くの若者が賛同し、60年代、ヒッピー・ムーヴメントへと派生。ギンズバーグ自身も詩の朗読でロック・フェスティバルに参加するなど、ベトナム反戦運動においても重要な先導役を果たした(彼は当時、CIAに監視されていた)。その後も旺盛な執筆/朗読活動を展開したが、97年に肝臓ガンで他界。—— 慈愛に導かれたギンズバーグの詩は、ミュージシャンや芸術家にとって、かけがえのない大いなる財産として永遠に語り継がれるであろう。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版