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ダンスホール界の超V.I.P.、ビーニー・マンをフィーチャーしたデビュー・シングル「ジンギー」が、クラブのみならずお茶の間をも巻き込んでの特大ヒットとなった弱冠19歳のフィメール・ラッパー、アクセント。ブラックとラテン系の血を引き、父をギャングの抗争、母を生活苦で失ったという波乱に満ちた人生を歩んできた彼女だが、その小さな体からは想像出来ないアグレッシヴなフロウと、全てのバック・コーラスまでもこなす圧倒的歌唱力の持ち主である。当時まだ16歳だった彼女のパフォーマンスを見たキャピトル・レコーズが、慌てて契約をしたというのも納得なお話。
クリス・クロスが92年に放った超特大ヒット・チューン「ジャンプ」のカヴァー「クランク・クランク」などを収録したデビュー・アルバム『インターナショナル』（06年）は、ラッパーとしてのスキルはもちろん、キュートなルックスも話題を呼び、日本だけで15万枚以上ものセールスを記録している。ちなみに、彼女はクリス・クロスを“リアル・タイム”で聴いていたとか（当時５歳！）。