18th Dyeの記事一覧

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ドイツ出身の18th Dyeは90年代初頭にベルリンからデビューし、ロンドンのCheレーベルから数枚のレコードをリリースするが、95年にヨ・ラ・テンゴの後押しでマタドール・レーベルと契約するまでは無名に等しい存在だった。広い意味でのポップ・バンド18th ダイは、緊迫したほとんど調子外れのねじまがったコードを、タイトで男性的な(時には歪んだ)リズムにのせていく。割れたミニマルなドローン・コードと張りつめたフィードバックから、チェーンソーのようなエフェクトへの突然の転換は、小さな子どもや神経質な大人を驚かせるに十分だろう。しかし、歌詞の内容は象徴主義を自在に操り、このうえなく楽しい効果をあげている。また、彼らのトップ・ソングは95年にスティーヴ・アルビニがプロデュースした『トリビュート・トゥ・ア・バス』だ。

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