関ジャニ∞と生田斗真の最高で最強の絆 『FNS歌謡祭』共演を前に振り返る

 12月1日、相葉雅紀が司会を務める『2021FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の第一夜に関ジャニ∞と生田斗真が出演する。11月17日にリリースされたニューアルバム『8BEAT』収録曲「稲妻ブルース」が、生田主演の映画『土竜の唄 FINAL』の主題歌となっていることもあり、2016年に同番組で披露した「キング オブ 男!」以来のコラボに期待が寄せられている。そこで本稿では、関ジャニ∞と生田の友情を超えた絆に着目してみたい。

切磋琢磨したJr.時代、暗中模索した時代も経て

 生田のジャニーズ事務所への入所は村上信五、横山裕、丸山隆平と同じ1996年。翌1997年には安田章大、大倉忠義が入所。1998年にスタートしたジャニーズJr.を一堂に集めたバラエティ番組『8時だJ』(テレビ朝日系)でも相葉を含めた全員が共演しており、同じ時代を経験した仲間でもある。

 生田は1997年のNHK連続テレビ小説『あぐり』(NHK総合)で子役デビューを果たし、数多くのドラマに出演しながらジャニーズJr.としての活動を続けた。同時期にJr.として活躍していた仲間が嵐や関ジャニ∞として次々にデビューする中、生田は2002年に風間俊介、長谷川純、山下智久らとユニット・Four Topsを結成し、ファンから爆発的な人気を得ていたものの、デビューには至らなかった。しかし舞台やドラマの出演を機に芝居の面白さに目覚め、俳優としての道を歩み出す。現在は風間と共に人気俳優としての地位を確立しており、ジャニーズ事務所の中においても彼らの切り開いた道を目指す後輩たちの大きな目標となっている。

 関ジャニ∞もデビュー後にメンバーの脱退や思うように活動することができない時期もありながら、関西ローカルでのトーク番組などでバラエティの対応力を磨き、メンバー個人個人でも俳優として活躍していく。ライブにコントを取り入れたほか、TOKIO同様本格的なバンドスタイルを追求するなどジャニーズにおいて新境地を切り拓いてきた。そして現在の5人体制となりリリースした4年半ぶりのアルバム『8BEAT』は、ジャニーズファンのみならず音楽ファンからも大きな評価を得ており、アーティストとしても新たなステージに踏み出した。

関ジャニ∞ New Album「8BEAT」ダイジェスト

夢にも思っていなかった関係に成長

 生田が主演を務める『土竜の唄』シリーズは、2014年公開の1作目から3作品全て関ジャニ∞が主題歌を担当している。様々な局面を乗り越え、主演俳優と映画の主題歌を担当するアーティストへと成長した2組。今回の「稲妻ブルース」も関ジャニ∞の熱がこもった熱い楽曲で映画を盛り上げている。公開にあたり、お互いのInstagramでは仲の良い集合写真と動画を公開。なお、生田は度々関ジャニ∞に関する投稿でファンを喜ばせており、自身の誕生日にはインスタライブにて「稲妻ブルース」について大倉が先頭を切って楽曲制作したことに言及し、「すごいこだわって作ってくれたみたいなの。だからそれが僕すごい嬉しくって」と感謝の気持ちを表した。またグループとの関係性についても、「中学の頃からの、ほんとに子供の頃からの仲間」とし「映画の主演俳優になって、みんなはその主題歌を歌うかっこいいアーティストになってるなんて、夢にも思ってなかったからなんかすごいよね」と感慨深く振り返った。

 
 
 
 
 
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 先述した2組の集合写真では、「こんにちは。関ジャニエイ斗です」と綴り、2組の新たなグループ名を“関ジャニエイ斗”としたコメントも、ファンにはエモーショナルに響いたようだ。ちなみに、ジャニーズの公式YouTubeチャンネルには『土竜の唄 FINAL』スペシャルPVとして、映画と「稲妻ブルース」のMVの世界観をミックスした映像が公開されている。

生田斗真|映画「土竜の唄 FINAL」スペシャルPV

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