Hey! Say! JUMP 山田涼介×SixTONES ジェシーの共通点は? 『キワドい2人』共演を機に浮かぶ二人の関係性

 Hey! Say! JUMP・山田涼介が単独主演をつとめ、田中圭と共演することで話題の新ドラマ『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系)。個性あふれるレギュラー出演者にはSixTONES・ジェシーも名を連ねる。

 本作がドラマ初共演となる山田とジェシー。制作発表記者会見での和気あいあいとしたやりとりや、同ドラマ公式YouTubeでのツーショットトークが早くも話題になっている。

グループにおける“ランドマーク”的な存在

 彼らほどの人気グループにおいて誰かひとりを「顔、看板、エース」……そうした言葉で表すことには、いささか抵抗がある。

 しかし山田とジェシーはともに、グループにおける“ランドマーク”的な存在であることは間違いない。アイドル群雄割拠の時代、一般視聴者層にとっては「山田がいるのがHey! Say! JUMP」「ジェシーがいるのがSixTONES」と、彼らの存在こそグループ識別の手がかりになる。二人は、そうした役割を担っていると思う。

 山田に関して言えば近年、とりわけ俳優業での活躍がめざましい。今年はすでに映画『記憶屋 あなたを忘れない』に主演。近日中には、沖田総司役で出演した、V6・岡田准一主演映画『燃えよ剣』の公開も控えている。そこへ、田中圭とタッグを組んだ本作だ。山田は今、まさに走り続けている。

 20代なかばを迎え、今後はさらに役柄の幅も広がってゆく。何色にも染まることができる貴重な年頃に、役者として立て続けに作品を残せることは、山田の芸能生活において今後、大きな財産になるだろう。

 一方、184cmという長身と抜群のスタイルで、モデルとしても活躍するジェシー。楽しいことが大好きで、バラエティへの単独出演も多い。飄々とした語り口でしれっとジョークをとばし、クールな佇まいから一転、モノマネやギャグを繰り出す。その独自のユーモアは、早くも世界観を構築している。「HAHAHA‼」と、けたけた笑う声も印象的。クセになる男だ。

 「陽気」と表現されることも多いジェシーだが、本来の「陽気」の意……“おだやかであたたかい”、そういう意味合いであればなお、しっくりとくる。ジェシーがいる場所はいつだってあたたかそうで、近づきたくなる。不思議な包容力をもつ人だ。グループ全体にも、そうした空気がある。ジェシーはもちろんSixTONESのメンバーは皆、心のある青年たちだ。

 ジャニー喜多川が誇った、6つの音色、6つの原石。早くもドラマにバラエティにと個々が活躍している。今回のところはジェシーをランドマークと記したが、歴代の諸先輩グループのように、世代を超えて個人が名を馳せるのは時間の問題だろう。

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