日向坂46 影山優佳、“おひさま”に求められる理由は多才さにあり? 19歳の誕生日を機に魅力を深掘り

 学業専念のため日向坂46の活動を休止中の影山優佳が、5月8日に19歳の誕生日を迎え、SNS上では多くのお祝いコメントが見られるなど、盛り上がりをみせていた。復帰が待ち望まれる声も多く寄せられていたが、本稿では、改めて影山の魅力について掘り下げてみたい。

『日向坂46ファースト写真集 立ち漕ぎ』

 影山は日向坂46の前身グループ・けやき坂46の1期生として2016年5月にグループに加入した。長濱ねると同じく才女キャラとして地位を確立、けやき坂46時代の冠番組『ひらがな推し』(テレビ東京)で行われた企画「妄想みらいヒストリー」では、「18歳で東京大学文一に合格」と自身で語るところからも学力に自信があることが伺える。

 そんな影山といえば、その学力を活かし、クイズ企画が行われるたびに大きな活躍を見せていた。『KEYABINGO!3』(日本テレビ系)で行われた、「けやき的高校生クイズ」では「全国高等学校クイズ選手権」に出場経験のある長濱に僅差で勝利。『ひらがな推し』の企画「ヤングVSアダルト ゲームバトル!顔面スタンプクイズ」での「山手線の駅名を5つ答えろ」という問いには「東京、神田、秋葉原、御徒町、上野」と瞬時に答え、隣にいた濱岸ひよりを驚かせていた。さらに同番組の「世界一やりたい授業」では「日本一パンの消費量が多い……(都道府県は?)」とMCのオードリー・春日俊彰が問題を途中まで読み上げたところで「京都府」と正解を出したこともあった。この時、影山は「日本のランキングとか調べるのが好きだったので知っていました」とコメントしていたが、画面上のテロップには「宮崎美子の再来」と記述されていた。恐らく影山が活動を続けていたならば、たくさんのクイズ番組で大活躍していたことだろう。

 さらにサッカー大好き少女の影山は審判4級の資格も持つ。『欅って、書けない?』(テレビ東京)に出演した際には、同じくサッカー好きの番組MC・土田晃之に対し、「サンフレッチェ広島のチーム戦術が好きです。あとは、海外だと(ドイツ・ブンデスリーガの)ドルトムントが好き」と語りかけ、土田を“本格派がきた”と熱くさせたこともあった。影山が復帰した際には、土田がパーソナリティを務めるラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)で、再び熱いサッカー談義を交わすことを期待したい。

 また、影山は歌唱力が高いことでも知られる。SHOWROOMではたびたび透き通る歌声でグループの持ち曲をアカペラで披露しファンを喜ばせていた。『ひらがな推し』の「さらなる魅力を引き出せ!家族アンケート企画」ではその高い歌唱力を活かし、大きな笑いを生んだこともあった。突如、オードリーの若林正恭から無茶振りされた影山がイタリア民謡「帰れソレントへ」をアカペラで披露すると、その前に「『ロシア民謡』改め『イタリア民謡』」を披露していた渡邉美穂と、「アメリカンポップスメドレー」を披露していた佐々木久美も参戦。最終的には春日がカスカスダンスまで踊り出し、スタジオはカオス状態に。若林の絶妙なディレクションがあったとはいえ、影山の高いポテンシャルがあったからこそ、生まれた笑いと言っていいだろう。似たシーンとして思い浮かぶのは、かつて乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京)の中で、生田絵梨花がフィンランド民謡を熱唱する中で、他のメンバーがイラストを描くというカオスな空間が生まれた時だ。こちらもバナナマン・設楽統の誘導から発展したシーンではあったが、生田の能力の高さがスタジオをより大きな笑いで包むことになったというのは、疑う余地がないだろう。

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