山崎エリイ、“20代初作品”への想いと抱負語る「まだ挑戦したことがない世界観を広めていきたい」

山崎エリイ、20代初作品への想いを語る

 山崎エリイが、2ndシングル『Starlight』の発売を記念して、8月21日にお台場ヴィーナスフォートにて、フリーイベントを行なった。

 観客の割れんばかりの拍手に迎えられながら登壇した山崎は、『Starlight』リリース発表時を振り返り、「久しぶりのシングルでもあったので、いろんな意味で喜んでもらえるかな? とか、また歌を聴きたいと思ってもらえるかな? というドキドキ感があったのですが、発表したときに“ありがとう”とか“リリースおめでとう”という言葉をいただけて、私の中でもっと歌っていきたい、もっとみなさんの前で自分の好きな姿とか、まだ挑戦したことがない世界観を広めていきたいなという気持ちがどんどん湧き上がっていきました」とコメント。

 2017年4月19日にリリースした前作の1stシングル『十代交響曲』のときは、まだ10代だった山崎。「もう二十歳になりました!」と頬を緩ませ、会場から祝福の拍手が送られる。「成人式を迎えて、20代としては(『Starlight』が)初めてのシングルになるので、自分の中だけの世界観ではなくて、相手に伝えるというメッセージ性や、今回『Starlight』はアニメ『七星のスバル』(TBS系)のタイアップソングとして、『七星のスバル』の作品を好きな方、そして『七星のスバル』の作品を観てから「Starlight」を気になってくださった方に、また新しく届けられたらいいなという気持ちも含めてレコーディングをさせていただきました」と10代の頃との違いや自身初となるタイアップ作品への想いを語る。

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 また『Starlight』のカップリング曲である「Steady」も『七星のスバル』のエンディング候補曲だったのだとか。「Starlight」「Steady」ともに1番だけデモを録り、アニメ『七星のスバル』のスタッフに送ったところ、「Starlight」に決まったという。どちらも『七星のスバル』をテーマに歌った楽曲であったため、山崎は『七星のスバル』の原作をすべて読み、各シーンを思い出しながらレコーディングに挑んだと話す。「『Starlight』は、柔らかく包み込むというイメージだけが頭の中にあって、最初ウィスパー(ボイス)で(デモが)あがっていたのですが、デモ音源を聴いたときに、あれ? これは違うかもしれない……って感じたんですね。そのあとに、本番のレコーディングまでの期間、ずっと『七星のスバル』と『Starlight』のことを考えていて、自分の過去と向き合う姿勢とかそういったちょっとだけ弱い部分もあるけど、前に踏み出す強さっていうのも必要なんじゃないかと思い、マイルドなんですけど、メリハリというか強弱がつくように、そしてエンディングとして聴いたときに歌詞が一つひとつ心に届くように、歌い方を変えました」と楽曲完成までのエピソードを披露した。

 一方、「Steady」については「『Starlight』は、ちょっと背伸びして、大人の余裕みたいなものが感じられるメロディになっているのですが、『Steady』は、可愛らしくもお洒落みたいなところがあったので、ちょっとだけ幼さを出すために声を高めに設定して歌いました」とコメント。続けて「『七星のスバル』は物語の中で、主人公たちの小学生時代と高校生時代があるのですが、私の中では『Starlight』は高校生時代、『Steady』は小学生時代をピックアップしています。同じ一つの作品をテーマにしているのですが、年齢をイメージしながら歌わせていただきました」とそれぞれ年齢を意識して歌っていることを明かす。

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