乃木坂46 西野七瀬、センター選抜後の変化語る 「グループ全体のことを考えるように」

 アイドルグループ・吉本坂46の選考過程、結成の瞬間から成長などを追いかけるドキュメンタリー番組『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京系)。6月19日放送回では、レギュラーメンバーの東野幸治、乃木坂46・松村沙友理、クイズ作家・古川洋平に加え、前回に引き続きスタジオに秋元康が出演した。

乃木坂46『シンクロニシティ』(TYPE-A)(DVD付き)

 吉本坂46のメンバー選考に一切口を出していない秋元。「最後に何人か決まるじゃないですか。そうなった時に僕は、このメンバーだったらこうやろうっていう、そこからの三題噺を作るようなことが得意」と語り、「この人たちを最強にするにはどういう曲が良いのかはある」と続けた。東野が芸人たちを「アイドルに向いてない」と指摘すると、秋元は“アイドル像”を押し付けようとすることを「それは過去にあるから新しくならない」「前田敦子みたいな子を探しましょう、になる。絶対(新しいものは)生まれないですよ」と否定した。さらに吉本坂46のデビュー曲の話題では、「ダンス曲で難しいものを出して、それを池乃めだかさんとかみんなが踊るっていうのを見たい」と構想を語った。

 番組には乃木坂46メンバーもVTRで登場。星野みなみが「どうするんだろうと思って。洋服とか。スカートはくのかなって」と疑問を明かすと、西野七瀬は「そこは男性用みたいな感じじゃないかな?」と返した。さらに「エンブレムも坂道Ver.作るのかな?」と発言した西野は、サバンナ・八木真澄を応援していることを明かし、「運動神経が良いので、ダンスとかもキレキレに踊れるんじゃないかな。ギャグの動きを振り付けに入れちゃうっていうのも面白いと思います」と期待を語った。

 乃木坂、欅坂ファンからの批判について秋元は「別に比較してるわけではない」と語り、「(メンバーを)シャッフルしようとかない」と苦笑いしつつ、松村を吉本坂46のセンターにする可能性に言及。さらに「アイドルが売れて行くまでにはストーリーが必要」と持論を展開し、乃木坂46の初舞台『16人のプリンシパル』の話題へ。秋元は当初「休憩の時間にみんなが投票して、次の物語(演技)の中で誰を次に使ったらいいか」を決めるつもりで始めたが、徐々に1分間の自己PRへの“人気投票”のようになっていったという。西野は当時を振り返り、「ひたすら大変でした」とコメントし、オリジナルキャラ・どいやさんと2人で自己PRしたことを語った。キャプテンの桜井玲香も「すごい大変でした。皆ご飯が全然食べられなくなって。相当追い詰められてましたね。必死でした」と過酷な生活を振り返り、松村は「(最初の『16人のプリンシパル』が)今でも皆で一番話になるし、結果的に一番記憶に残ってるし、ファンの人の中でもあのとき大変だったねって今でも言ってくれる人がいる」と語った。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト情報」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる