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BTS『シグナル』、DEAN FUJIOKA『モンクリ』、 Superfly『あな家』…“スリリング”なドラマ主題歌

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 傑作ドラマの感動は主題歌とともに。連ドラ文化に親しんできた人なら、ワンフレーズ聴いただけでシーンがフラッシュバックするような、タイトルが即座に思い浮かぶような、そんな楽曲をいくつかは覚えていることだろう。

 ドラマ主題歌に求められるのは、ひとつに作品の“看板”の役割を果たすこと。ドラマそのものに変わり、放映日以外にも繰り返し流されることで作品の存在をまだ見ぬ視聴者にも印象付けることができる。そのためにはストーリーとの連動感、楽曲自体のインパクトも不可欠。たとえば前クールで話題となった『アンナチュラル』の主題歌で、今なおロングヒットを続けている米津玄師「Lemon」などはまさにその良い例。SNSを中心に「ドラマと歌詞がリンクしすぎてヤバい」「曲を聴いただけで泣ける」といった意見が相次ぎ、ドラマ自体のヒットにも一役買った。

 今クールで放映中のドラマの主題歌にも、そんな個性的で作品との親和性を感じさせる楽曲が揃った模様。いくつか例を挙げながら見ていきたいと思う。

『シグナル 長期未解決事件捜査班』<<< BTS「Don’t Leave Me」

BTS『FACE YOURSELF』(通常盤)

 まずは『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系)の主題歌としてオンエア中の防弾少年団(BTS)「Don’t Leave Me」から。本作は2016年に韓国で放送され、大反響を巻き起こしたドラマのリメイク。現代に生きるプロファイラー(犯罪心理分析官)と、過去の世界の刑事が時空を超えて交流し、未解決事件に挑んでいくサスペンスだ。

 BTSといえば、今年2月に、米ビルボードの表紙を飾り、PSY以来の韓国人AMAパフォーマーとなった、今や世界的な注目を浴びるグループ。「Don’t Leave Me」は発売されたばかりのアルバム『FACE YOURSELF』の1曲として収録されており、低音で静かに始まるラップが徐々に速度を増し、サビでスパークするような構成に、彼らならではの繊細さと大胆さがにじみ、ドラマの緊迫したムードを盛り上げている。また、〈時が流れるほど深まる君の 過去と未来の間にいる僕は今〉〈救い出すよ必ず 君は一人じゃない〉など、時を超えて難事件に挑む主人公・健人の心情を表すような歌詞も、視聴者の共感を呼ぶポイントだ。

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『モンテ・クリスト伯』 <<< DEAN FUJIOKA「Echo」

 続いては、アレクサンドル・デュマ・ペール原作の『巌窟王』をモチーフにした復讐劇『モンテ・クリスト伯』(フジテレビ系)。主題歌には主演も務めるディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)が書き下ろした「Echo」が使用されている。通常、ドラマの主題歌の書き下ろしを依頼されたアーティストは、事前に台本などを読んでイメージを膨らませるケースが多いが、本作の場合は主演本人が担当するとあって、楽曲の中に自然と “モンテ・クリスト・真海”の影が感じられるのがまず大きなアドバンテージだ。

 プロデューサーの太田大氏も「絶望ばかりの世の中で、希望もあるか判らない中、それでも光を捜して進むしかない主人公の心の叫びを代弁してくれている」とコメント。ロシアや東欧のクラブミュージックからインスピレーションを受けたというサウンドは、どこか荘厳さも感じさせ、文芸作品を下敷きに持つ本作にもふさわしくも感じられる。各話ごとにイントロ部分、サビ部分など使い分ける工夫が見られ、毎度見終えた際に違った余韻を与えてくれる点も異彩を放っている。

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