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「Drive」インタビュー

WANIMAが語る“不可能を可能に変える”原動力 初の映画主題歌「Drive」とドーム公演に向けて

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「三人でテレビに出てるって気はしない」(KENTA)

一一その結果が『Everybody!!』の30万枚セールスになっていて。本当に幅広い層に届いた一枚になりましたね。

KENTA:ありがとうございます。昨日、練習終わりにスタジオの前で職質を受けたんですけど。まぁ23歳くらいの若い警察の方が「何してたんですか?」って言うから、ここで練習してましたって答えたら「あれ? お兄さん、あの……『紅白』に出てた、なんだっけ? あの元気な歌のバンド、あの人に声似てますね!!」って。

一同:ははははははははは!!

一一声なんだ(笑)。顔じゃなくて?

KENTA:顔はマスクしてたから。で、「あら、それたぶんWANIMAじゃないですか?」「そうそうWANIMA!! WANIMAの歌の人にお兄さんすっごい声似てますよ!!」って。こういう若い、目のキラキラした警察の方にも届いてるんだなって嬉しくなりました(一同爆笑)。

一一え、結局KENTAさんだって気付かないんだ!!

FUJI:だから、まだまだです。

KENTA:嬉しいけど、まだまだだな、と(笑)。だから、いろんな認知の仕方があるんだなと思って。そのギャップもあるんですけどね。

一一テレビで見るWANIMAはとにかく元気ですよね。みなさんピースサインで「イエーイ!!」って出ていく。あれは、あえて、なんですか?

KENTA:はははは。まぁでも、さっきのイヤモニの話もそうですけど、なんとなくのイメージで決まっちゃう、いわゆるミュージシャンの立ち居振る舞い? そういうのを覆したかったところはあるんですよね。

一一アーティスト気質とか、ちょっとミステリアスぶる感じの。

KENTA:そうそう。そういうのが僕らに合わなかっただけですね。僕らはみんなと変わらないし、みんなと同じような生活をしてるんで、テレビに出た瞬間からスカしたり飾ったりするのは違うのかなって。だから自分たちも楽しみながら、自然体でやれたらいいなって。そういう人に憧れもあったので。

一一憧れ? 前例ってなくないですか?

KENTA:いや、僕の周りには多かったです。表面・表情ではわからない、すごい辛い過去を持っとったりするのに、めちゃくちゃ明るい人。そういう人たちに僕らは支えられてきたので。

一一そこも精神力ですよね。テレビで「イエーイ!!」ってやってる人たち、どうしたって馬鹿に見えますから(笑)。

KENTA:そうですよね!!(笑)。

FUJI:まぁ実際、馬鹿なのかもしれないです(笑)。

一一誤解を受けるのは平気ですか。

KENTA:いやいやいや!!

FUJI:辛いっすよ!! 当たり前に(笑)。

KENTA:やっぱヘコむ。「よく……そんなこと平気で言えるよね?」みたいに思うこともあります(笑)。でもそれも、短い人生で考えたら。そういうことはグッとこらえて、また次のステップに行くためにどうしたらいいのかって。それはけっこう毎日の繰り返しですね。

一一ただ、マスの反応はそれぞれですけど、コアな現場、ライブハウスのフロアでは泣きながら歌ってる子が驚くほどいるんですよね。

KENTA:はい。そういう人たちがいるからテレビも出ていける。ライブで見る表情やったり、応援してくれてる人たちのことを思えば。なんか三人でテレビに出てるって気はしないですね。「みんなを代表して出てるんや」っていう意識をどれだけ強く持てるか。そこが大事で。それで歌が届いて、それぞれ一人ひとりの大事な歌になって、みんなが「これは自分の歌だ」って思えるものになっているなら、僕らが音楽やってる意味があるなって思います。

一一今回ツアーでは新曲「りんどう」も披露されました。バラードと言ってもいい、メッセージの染みる曲で。

KENTA:はい。これは熊本地震が起きて、改めてWANIMAにできることは何かなって考えたら、やっぱり音楽で。じゃあ音楽を通じて何ができるかなって考えたら、18年育った熊本、天草に気持ちが向いてました。りんどうって熊本の県花なんですけど、群れて咲かずに一本一本咲くんですよね。その姿を思い浮かべたら、みんなと変わんないなって。〈どこにいても枯れないように〉って歌ってるんですけど、そういう思いを込めて創りました。

一一群れないで、というメッセージも含まれてますか。

KENTA:んー、僕ら、「ともに」って言ってますけど、みんなで手ぇ繋いで一緒にゴールするっていう意味じゃないので。それぞれが自分の生き方をしながら、一緒にいなくてもたまに心で寄り添って、それで「ともに」生きていけたらなっていう意味なんです。簡単な同調とは違うから、言葉で伝えるのは難しいですけど。やっぱり……大切な人が突然おらんくなることも目の前で起きたりしましたし、あとはみんなからもらう大量の手紙を読んだり。そういうのに触れたりすればするほど、中途半端な意思の歌は届けたくないなって思いました。ちゃんと説明できる曲を世の中に残していきたい。

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