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2ndシングル『シャンプーの匂いがした』インタビュー

デジタル声優アイドル 22/7 海乃るり&西條和&花川芽衣&宮瀬玲奈に聞く、“キャラとの関係性”の変化

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「『ニコルちゃんはこんな表情するんだ!』と思った」(花川) 

22/7 『シャンプーの匂いがした』music video フルver.

ーーMVも前作「僕は存在していなかった」に続きモーションキャプチャーを使った3Dアニメーション仕立てになっています。撮影はいかがでしたか?

海乃:私が演じている戸田ジュンちゃんは身長が小さくて、私は背が大きめなので、ダンスのときは歩幅やスタンスを狭めないとジュンちゃんがすごく歩幅を広げてしまう感じになってしまうんですよ。なのでダンスでふんばるのが難しくて苦労しました。

ーーそれもモーションキャプチャーならではの苦労ですね。

宮瀬:るりが小さくならなきゃ(笑)。

海乃:それは無理だから(笑)。

西條:普通のモーションキャプチャーって指先の動きは反映されないんですけど、今回はサビの振り付けの手の動きが特徴的なので、手だけを別で撮ったんです。なのでより細かい動きになってますし、ちょうどそこの部分がアップになるので、指先までその子を演じてることを観ていただけたらうれしいです。

宮瀬:それとDメロの部分では初めてフリーダンスで踊るように言われたので、「絢香ちゃんならどう動くか?」ということを考えて、おうちの鏡の前でああでもないこうでもないと思いながら練習しました。その部分はリアルライブでもフリーダンスをするんですけど、そのときは宮瀬玲奈としてまったく違う動きをするので、そこは私たちのグループならではの楽しみ方のひとつだと思います。

ーー今回のMVは前回に比べてキャラクターの性格が見えやすいものになってますね。西條さんの演じる滝川みうと宮瀬さんの演じる立川絢香の関係性が主軸で描かれてますし。

西條:そこは見る人それぞれの受け取り方があると思うんですけど、私個人としては「僕は存在していなかった」のMVでみうちゃんはひとりだったので、今回は絢香ちゃんをはじめ他のメンバーと関わってる姿を見られてうれしかったです……!

宮瀬:絢香ちゃんがみうちゃんにちょっかいをかけるようなところがすごくかわいいんですよね。私たち自身もキャラクターの知らない一面を見ることができて、初めてMVを観たときはちょうど隣になごみんがいたので、2人でワーッ! てなりました(笑)。

海乃:ジュンちゃんもいままでにない表情をしてて、新たな一面を見られてすごくうれしかったです。1stシングルのときはわりと無表情な感じだったんですよね。

ーー花川さん演じる斎藤ニコルも前回以上にクールというか、すごくツンとした感じのキャラですね。

花川:私も「ニコルちゃんはこんな表情するんだ!」と思って、それが親目線みたいにうれしくて。キャラクターのことを深く知ることができました。でも、ニコルちゃんはカメラを向けると目線を外すので、あれは何なんだろう? と思ってて……。

ーー今回のシングルは初回仕様限定盤Type-Aに「やさしい記憶」、初回仕様限定盤Type-Bに「叫ぶしかない青春」、通常盤に「循環バス」をそれぞれ収録。さらに全タイプ共通のカップリング曲として「人格崩壊」が収められています。これらカップリング4曲の中からそれぞれの推し曲とその理由を教えていただけますか?

花川:私はスタッフさんにどれが好きか聞かれたときも長々としゃべって、結局全部好きってなったぐらいどれも好きなんですけど(笑)。でも今回は「叫ぶしかない青春」にします。

宮瀬:おっ!?

ーー宮瀬さん、いま「取られた!」ってリアクションしましたけど、別に被っても構わないですからね(笑)。

花川:「叫ぶしかない青春」は、青春のどうにもできなかったもどかしさが表れてる曲だなと思ってて。私は最初の〈求めてる何かが見つからない〉という部分をソロで歌わせていただいたんですけど、曲の物語は私にマッチングしてるわけではないのに、ちょうどその歌詞が自分に共感できる部分で、自然とその世界観に入り込めたんです。ダンスを踊ってるときも、いつの間にかその世界観に自分がいて、本当に悔しくて泣いてしまうくらい大好きな曲です。

ーー花川さんもこの曲の歌詞のように、青春のもどかしさから叫びたくなったことは?

花川:ちょっとテイストは違うかもしれないんですけど、虫がいきなり現れたとき……。

ーーそれは虫に驚いただけじゃないですか(笑)。

花川:そういう経験はあまりしてこなかったので……(微笑)。

ーー楽曲の中で経験することができて良かったですね。では宮瀬さんの推し曲は?

宮瀬:今回はいろんなタイプの曲があるので、私もそれぞれ違った良さがあって好きなんですけど……。推し曲は「叫ぶしかない青春」なんですけど、芽衣ちゃんが選んだので、強く語りたい「やさしい記憶」にさせていただきます(笑)。この曲にはラスサビに〈どうでもいいことなんかどこにもないと知った〉という歌詞があって、大事なことをスパンと言ってる曲だと思うんですね。誰しもが辛かったり悲しいことを経験してると思うんですけど、いまの自分を作ってるのはそういうマイナスな記憶もあってのことだと思うから、その言葉が直球で心の中に入ってきて。それと2番のBメロの〈覚えてないのは悲しいからだろう〉は私がソロで歌わせていただいたんですけど、この歌詞は主人公が自分の心に気づいた部分だと思ったので、主人公に気持ちになって力強く歌うようにしたんです。いろいろ考えて歌ったので、ぜひ聴いてほしいです。

西條:私も「やさしい記憶」なんですけど、この曲にはすごく運命を感じたんです。ちょうどこの曲の歌詞をいただく2週間ぐらい前に、人の記憶について考えてた日があったんです。人って一瞬一瞬でいろんなことを考えてるけど、伝えられなかったり、言う必要のない感情のほうが多くて、それを言葉にしなかったら次の瞬間にはどんどん忘れていくし、一個一個残していくのは無理なんだと思うと、人の記憶ってすごく空しいなってずっと考えてて。でも、時は進んでいくし、どうしようもないんだなと思うと、時が経つのがすごく怖くなってたんです。その数週間後にこの歌詞をいただいて、最後のほうに〈大事なことはある日振り向けば ほんの一瞬だけ思い出すものさ〉という歌詞があるのを読んで「そこまで忘れることを怖がらなくていいのかな」と思えたんです。なので出会えて良かったなって思いました。

ーー哲学的なことを考えてしまう性質なんですね。

西條:でもそのことは小学生の頃からずっと考えてたんです。思ったことを手帳に書いたりはするんですけど、いつもそれを持ってるわけにはいかないし、小学生の何気ない日常というのは大人になったら何でもない感じで終わっちゃうんだな、忘れてしまうのはすごい嫌だなってずっと思ってたので。この歌詞にその答えをもらった気がしました。

ーー海乃さんはいかがですか?

海乃:「循環バス」が“THE カワイイ”という感じの曲で好きです。「シャンプーの匂いがした」は8人曲でしたけど、こっちは11人のメンバーが揃った初めてのかわいい曲なんですよ。振りにハートを描くような仕草があるんですけど、それが個々によって違う大きさで11通りのかわいいを見られるので、ぜひパフォーマンスにも注目してほしいですね。

ーー歌詞も片思いで告白できない甘酸っぱい感じが素敵ですね。

海乃:私もすごく好きです。私はこんな青春を経験してこなかったので、疑似青春できた気がしてすごくうれしかったです(笑)。話したくても話しかけられないのが、若さゆえって感じがしてかわいいですよね。

宮瀬:若さゆえって(笑)。

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