Little Glee Monster、“ふたつのラブソング”での実感 「曲の雰囲気によって息の使い方も変わる」

リトグリ、ラブソング2曲での実感

「本番でしか出てこない、ライブならではのミラクルも」(MAYU)

ーー2月3日には初のアリーナツアー『Little Glee Monster Arena Tour 2018 - juice !!!!! -』が横浜アリーナからスタートしました(参照:Little Glee Monsterが横アリ公演で見せた、ポジティブな空気に満ちたステージ)。すごく見応えのある内容でしたね。

かれん:本当ですか?

manaka:素直に嬉しいです。

ーー終演後に皆さんもスタッフさんも、初日らしい荒さがあったと言ってましたが、逆に僕は初日でここまでのものを見せられるようになったんだと驚いたんです。

5人:いやいやいやいやー。

ーー皆さん一斉に否定しましたが(笑)、まだまだだと思うところがあったわけですね。

かれん:はい。初日で気づいたことを2日目に活かせることができたので、そこは臨機応変に対応できるようになってきたのかなと思います。でも、両日とも楽しかったです。

芹奈:そう、楽しかった!

ーーあの規模の会場で、あれだけの歌を2時間以上聴かせることができて、しかも一切トーンダウンしなかったのは純粋にすごいなと思いました。しかも、終盤に行くにつれてどんどん熱量が高まっていき、アンコールなんて胸が熱くなりましたし。

芹奈:嬉しい。

manaka:ありがとうございます。

ーーまだ大阪城ホール公演が残っているので詳細には触れずにおきますが、今回のライブでは新しい挑戦もいろいろ含まれていて、その攻める感じがすごく良かったです。特にライブ序盤に用意された、とある編成でのパフォーマンスをあえてアリーナでやるというのもすごいなと。

芹奈:私たちもああいう、いつもとは違うアレンジで歌うのは本当に初めてで、ギリギリまでいろんな人たちからアドバイスしてもらってという状態だったので、本番はどうなるかな? とか、若い子たちもちゃんと受け入れてくれるかな? って、実は不安だったんです。でも、あのパートがすごく良かったとみんな言ってくださって。私たちを通してああいうジャンルの音楽に触れてもらえることができたと思うと、すごく嬉しかったですね。

ーーライブを観ていない人にはなかなかニュアンスが伝わりにくいとは思いますが、あれを今の年齢の皆さんがやることが良いんですよ。ああいうスタイルでのパフォーマンスってお客さんとの距離が近ければ近いほど伝わりやすいものだと思うんですけど、それを1万人規模の会場で披露するというアンバランスさも面白いなと思って。

5人:(笑)。

MAYU:本番でしか出てこない、ライブならではのミラクルもたくさんあって、そういう部分があのパートには出ていたんじゃないかなと思いました。MCでも話したんですけど、私たちもだんだん大人になってきて、今までできなかったような表現にもチャレンジできるようになってきたと思うんです。しかも、実際やると聴いている以上に難しいんだなと実感したし、たくさん勉強になったので、挑戦してよかったと思います。

アサヒ:すごく間近でバンドさんが楽器を弾いているんですけど、それをイヤモニを通して聴いてパフォーマンスするのは初めてだったので、ずっとドキドキしていて。あのコーナーが一番緊張するんです。あと、あのとき着ている衣装が結構重たくて。

MAYU:そこ?(笑)。

アサヒ:特に初日はライブ前に、ちょっと食べすぎて気持ち悪くなっちゃって(笑)。すごく心配だったんですけど、お客さんが集中して聴いてくれているのがわかったので、歌っていてもすごく気持ちよかったです。

ーーそういえばMAYUさんはあのライブが、髪を切ってから初めてお客さんの前に出ていく場だったんですよね。

MAYU:はい(笑)。あのリアクションは気持ちよかったですね!

他のメンバー:あははは!(笑)。

manaka:あれはズルいなーって思いました。

芹奈:一応、私も染めたんやけどね。

MAYU:そうやな(笑)。

ーー(笑)。そこから間が空きますけど、3月24日、25日には大阪城ホールでの2公演が控えています。横浜での経験をそれぞれ消化したステージを見せてくれることを、今から楽しみにしています。

芹奈:私たちも楽しみです。やっぱり大阪出身の人間からしたら大阪城ホールって絶対に立ちたいステージですし、そこで歌えるというのは本当に嬉しいことなんです。

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