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RYUJI IMAICHI、堂々たるR&B路線へーーソロ第一弾「ONE DAY」の音楽性を読む

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 単なるR&Bバラードにとどまらない、まるでゴスペルのような圧倒的な昂揚感。三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのメインボーカルの今市隆二によるソロプロジェクトであるRYUJI IMAICHI。その第一弾として、2018年1月12日に配信リリースされた「ONE DAY」はそうした楽曲だ。

RYUJI IMAICHI『ONE DAY』

 これまで、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEからは、ELLYがCRAZYBOY名義で、登坂広臣がHIROOMI TOSAKA名義でソロデビューしてきた。

 CRAZYBOYはヒップホップ路線。2018年1月19日に配信リリースされた「NEOTOKYO III EP」も、4曲すべてが方向性の異なるトラックでありながらヒップホップ。流行のトラップを安易に使わない点にも好感を持った。

 HIROOMI TOSAKAはダンスミュージック路線。2017年10月13日に配信リリースされた「DIAMOND SUNSET」では、トライバルな感触のダンスミュージックのトラックの上で、登坂広臣のボーカルが躍動していた。

 そうしたCRAZYBOYともHIROOMI TOSAKAとも異なる路線でスタートしたソロプロジェクトがRYUJI IMAICHI。堂々たるR&B路線でのデビューだ。

 「ONE DAY」を作詞作曲したのは、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「R.Y.U.S.E.I.」を作詞作曲したSTY。EXILEをはじめとして、膨大なプロデュースワークを手掛けてきた彼だけに、「ONE DAY」でも匠の技が光る。

 ベースとドラムによる、シンプルなようでいて実にしなやかなリズムセクション。エレクトリックピアノとオルガンの心憎いほど粋な配し方。そして、徐々に音色が響いてくるブラスセクションとストリングス。特にブラスセクションは、楽曲後半のゴージャスさに大きく貢献している。

 そして、特筆すべきは今市隆二のボーカルワークだろう。ファルセットを巧みに使いつつ、甘美なボーカルを聴かせている。自身の多重録音によるコーラスワークの美しさにも驚かされた。

 そして、何よりも重要なのは今市隆二のボーカルのタイム感の良さだ。リズムセクションと阿吽の呼吸を聴かせている点が、実は「ONE DAY」の最大の聴かせどころだろう。

 一瞬ではあるが、最初と最後に笑い声が入っているのは、余裕とユーモアを感じさせる部分だ。

 今市隆二はRYUJI IMAICHIの始動にあたり、「三代目J Soul Brothersの自分とは違う、ソロボーカリストの今市隆二の世界観を表現したい」と述べている(LDH公式サイト・Q&Aより)。

      

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