中居正広、「世界に一つだけの花」を振り付きで歌唱 「忘れるわけねぇだろ」

 日本一周を終えた中居は、打ち合げ会場でめちゃイケメンバーを前にスピーチを始める。中居は『笑っていいとも!』が終わった時の自分のスピーチを思い出していた。「バラエティの最後は寂しく、残酷なものだなという話をさせていただきました」。歌やドラマの世界は最後を目指して頑張る、しかし逆に最後が来ないように頑張るのがバラエティだと話す中居。「ですから、バラエティの打ち上げは寂しいものです。僕、この世界30年になります。そういう思いを多々してきました」。中居が心配していたのは、番組が終わるナイナイの気持ちだった。なぜ、番組が終わるのにみんな笑っているのか。「これが、『めちゃイケ』が貫くスタンスなんだなって。不思議を通り越して、素敵だなって感じることができました」。最終回への本当の気持ちは自分には分からない。「『めちゃイケ』の最終回は最初で最後です。残された3カ月、『めちゃイケ』のカウントダウンは始まっております。その3カ月は『めちゃイケ』が貫くスタンスをずっと続けていただきたいと思います」とコメントを送る中居。

 最後に、中居はめちゃイケメンバーに俳優が演じるメモリプレイを届ける。岡村からの感謝の手紙を受け取った中居。しかし、突如底が抜け中居は9年ぶり4回目のウォータースライダーへ。「(いい話じゃ)終われないか、やっぱり? 『めちゃイケ』スタイルは貫くのか?」とびしょ濡れの姿でナイナイに問いかける中居に、岡村が「日本一周はやっぱ、これ(スライダー)見たいでしょ?」と返答。ウォータースライダーには、3000万円がかかっていることを岡村が明かし、矢部も「終わる番組が3000万やで?」と中居に語りかけると、「好きだなぁ。これね、うちの親父も好きだった。ゲラゲラ笑ってたわ」と笑顔で天国にいる父を偲んだ。

(文=向原康太)

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