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三浦祐太朗、さだまさしと「秋桜」で共演へ 昭和の名曲を歌い継ぐシンガーとしての矜持

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 『2017FNS歌謡祭』(フジテレビ系)が12月6日、13日の2週連続、2夜でおよそ9時間にわたる生放送でオンエア。12月6日の「第1夜」では、様々なアーティストたちによるコラボ企画が多数予定されている。

三浦祐太朗『I’m HOME(Deluxe Edition)(DVD付)』

 ジャンルも世代も超えたコラボレーションが目立つ中、中島みゆき「糸」を“歌い紡ぐ”特別企画のラインナップには、まさにそれを象徴するかのようなメンバーが集結。大原櫻子、倉木麻衣、クリス・ハート、指原莉乃、渋谷すばる、JUJU、鈴木雅之、chay、東方神起、新妻聖子、西川貴教、NOBU、松下奈緒、三浦祐太朗、渡辺麻友といったバラエティに富んだ歌手が集い、それぞれの表現による「糸」を披露するという。本稿では今年1年を通して、世代を超えた人々に愛される名曲を歌い継ぐ役割を果たしてきた三浦祐太朗に注目したい。

 三浦祐太朗はバンド活動などを経て、2012年にソロデビュー。以降、ミニライブなどを中心に自身の歌声を直接リスナーに届ける真摯な活動を続けてきたシンガーだ。これまでも度々テレビ出演を経験してきた三浦だが、2017年、母・山口百恵の楽曲を歌ったカバーアルバム『I’m HOME』のリリースを機にテレビ出演が急増。『THE MUSIC DAY 願いが叶う夏』(日本テレビ系)、『音楽の日』(TBS系)、『24時間テレビ40 告白 ~勇気を出して伝えよう~』(日本テレビ系)、『MUSIC STATION ウルトラFES 2017』(テレビ朝日系)といった人気特番に網羅的に出演し、楽曲の素晴らしさと自身の歌声を多くの人々に向けて発信する多くの機会を得る。三浦のキャリアにとって大きな変化が訪れた年となった。

 三浦の歌声が帯びている懐かしさと哀愁は、歌謡曲が持つ感傷的な音楽性との相性が良い。『I’m HOME』では「さよならの向う側」「プレイバックpart2」「いい日旅立ち」……昭和を代表する山口百恵の名曲の数々が新たなサウンドアレンジを施しながら歌われており、それぞれの楽曲が持つ世界観に広がりをもたらしている。

 日本の音楽シーンに欠かせない一つの表現方法として定着している名曲カバーは、楽曲の本質的な魅力と新たな解釈により生まれる魅力、双方を発見することができる一方、シンガーの表現力や力量が試される。そんなプレッシャーも跳ね飛ばし、堂々とステージに立つ三浦の姿からは、シンガーとしての矜持と楽曲に対する心からのリスペクトを感じ取ることができる。だからこそ、あらゆる世代の人々が音楽を楽しむ場に招かれる機会に恵まれ続けているのだろう。

 三浦は今夜「糸」の披露のほか、作詞・作曲を務めたさだまさしと「秋桜」で共演することもアナウンスされている。今年1年の集大成とも言える出演を経て、今から来年にむけた活躍への期待が募る。

(文=久蔵千恵)

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