元NMB48 木下百花、ソロ活動では“教祖”を目指す? 「人を自分の手の中に収めるのが好き」

木下百花、ソロ活動では教祖を目指す?

 元NMB48の木下百花が、11月30日に開催するソロイベント『百花イベント 今日の御言葉「生きるとは」〜アナタも幸せの悦びに包まれてみませんか?〜』にて、芸能活動を再開する。

 イベントに先立ち、11月1日に都内にて記者会見を実施。今後のソロ活動に向けての意気込みや、イベント内容などを語った。

 木下百花は、7月29日にNMB48からの卒業を発表、9月27日に大阪 NMB48劇場にて卒業公演を行った。活動再開について木下は、「働きたくないポリシーはあって、働かずにお金を儲けるということがNMB48にいたころはできていなかった。いずれ何もせずともお金が入ってくるという状況を生み出したい」と本音を吐露。続けて「私なりの世界を作って、人を自分の手の中に収めるというのがすごく好きで」と前置きし、イベントタイトルの意味を「私の中に収めた時に、みなさんにそれなりの夢を見せますよ、ということです」と説明した。

 自身のファンについて木下は、「ファンは、私が何かしてくれるんじゃないかという期待を持っている。そういう人たちに何か希望的なものや面白いと思うものを与えたときに、みんな忠実になってくれる。そういう人たちの顔見るのが好き」と語った。「もともと教祖観は持っていた?」と問われると、「意識はしていなかったんですけど、私のやることは忠誠心を持っている人に響くのかなって」と自己分析。また、木下は「バンドをやろうと思っているのと、洋服がすごい好きなので自分の考えた衣装でステージに出たい」と今後の活動の方向性を明かした。また、イベント内容については、「トークショーではなく、ライブでもないんですけど」と説明しつつ、「自分が生まれ変わる演出で、教祖様が生まれましたとオープニングでやる」と解説した。そのほか、自身で脚本を手掛けた一人芝居や合唱なども行う予定と明かし、「いろんなものを混ぜ込んで、新しいことに挑戦したい」と意気込みを語った。

 NMB48時代について木下は、「自分の商品価値の上げ方を考えるようになった」と語り、さらに「毎日やめたい時もあったけど、それ以上に得るものがたくさんあった。綺麗ごとかもしれないけど、かけがえないものだった」と振り返った。さらに卒業後のNMB48メンバーとは連絡を取っていないことを説明し、「メンバーが嫌いなわけではないけど、メンバーに甘えるわけにもいかない」と告白。ただ、「百花教にハマりそうなメンバーはいるか?」という質問に対しては、「結構いますよ。人間なので、みんな闇が深い。どこかしらにそういうものを抱えている」と回答した。

 記者会見では、「木下百花」から「百花」に芸名を変更することも発表。ソロイベント『百花イベント 今日の御言葉「生きるとは」〜アナタも幸せの悦びに包まれてみませんか?〜』は、11月30日に東京キネマ倶楽部にて開催される。

(取材・文=泉夏音)

■イベント情報
『百花イベント 今日の御言葉「生きるとは」〜アナタも幸せの悦びに包まれてみませんか?〜』
開催日:11月30日(金) OPEN / 18:30 START / 19:00
会場:東京キネマ倶楽部(東京都)

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