ポルノグラフィティ、新曲と夏フェスで示した“一体感”の進化 「キング&クイーン」Mステで初披露

ポルノ、一体感を追求した最新曲を考察

 岡野は「キング&クイーン」について「(バレーの)スピード感とサーブ、レシーブ、トス、アタックまでのテンポ感が軽快であること。 そして、観客の皆さんとの一体感。そういうことをイメージしながら、楽曲作りをしました」「音楽のライブでもそうですが、ファンの皆様との「一体感」は何よりも勇気付けられることです」(参考:『ワールドグランドチャンピオンズカップ2017』公式サイト)とのコメントを寄せた。この言葉からは、ファンと一体となって楽曲、そしてライブを作り上げていこうという思いがより強くなっているような印象を受ける。フェスへの積極的な参加も、既存のポルノファンはもちろん、他ジャンルのファンも巻き込んで、より多くの人と楽しい時間を共有したいという彼らの意思の表れからではないだろうか。

 11月からは2年ぶりのホールツアーを開催するポルノグラフィティ。フェスを経て広く魅力を知らしめた2人は、どんなパフォーマンスを見せるのか。まずは今夜の『ミュージックステーション』を楽しみに待ちたい。

(文=村上夏菜)

■リリース情報
『キング&クイーン/Montage』
9月6日(水)リリース
初回限定盤(CD+DVD)1,900円(+税)
通常盤(CD)1,300円(+税)

<収録曲>
キング&クイーン
Montage
夕陽の色

<DVD収録内容>
「キング&クイーン」MV
「夕陽の色」Making Clip

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