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THE BLUE HEARTS アナログ盤インタビュー

小沢一敬が語る、THE BLUE HEARTSに憧れ続けた日々 「ブルーハーツが僕の人生を決定づけた」

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「面と向かって「好き」なんて言えない」

ーー今日はレコードプレイヤーもあるので、好きな1枚を実際に聴いてみてください。

小沢:え~、なにがいいかな。迷うけど、やっぱりこれかな。『夏のぬけがら』。

ーー『夏のぬけがら』は今回初めてアナログ化されました。実際に聴いた印象はどうですか?

小沢:幸せ。すごく幸せ。これを言うとおじさんっぽいと思われるかもしれないけど、やっぱりアナログの方が良いなって思っちゃう。そもそもパソコンで音楽を聴くのが嫌いなんです。なんか耳がキンキンしちゃうから。あと、ジャケットが良いですね、レコードは。クロマニヨンズのアナログ盤も全部持ってます。前はパンクバンドのレコードもたくさん持っていて、カーテンレールの上に飾るといい感じなんですよね。この中だと、『THE BLUE HEARTS』のジャケが一番好き。

ーーバンド名だけがプリントされていて、シンプルだけどインパクトがありますよね。

小沢:これは当時から言われていたけど、“THE BLUE HEARTS”って変わった名前だよね。“The Clash”も同じで、グループ名を言うのが恥ずかしくなかったのかなって。特にあの時代はカッコつけているバンドや尖ったパンクバンドがたくさんいたから、ライブ会場で「僕たちブルーハーツです」って言えたのがすごいし、そういう名前を付けたことが奇跡。きっとブルーハーツが一番「BLUE HEARTS」だったのは、あの頃だったんだろうなって思う。

ーー当時ライブを観に行ったことはあったんですか?

小沢:愛知県のホールで演った時は先輩と行きました。でも、当時は子どもだったから、面と向かって「好き」なんて言えないんですよ。ずっとポケットに手を突っ込んで、ヤジまがいなことを言ってたんですけど、ライブが終わったら打ち上げする場所まで追いかけて、打ち上げが終わった後も付いていきました。会場ではヤジるのに、終わった後についてくるなんて、本当に最悪な客だったと思う(笑)。全部好きだからこそなんですけど、今となっては反省してます。

「ブルーハーツは義務教育にすべき」

ーー甲本さんと真島さんには、実際に会ったこともあるんですよね?

小沢:初めて会った時に握手をしてもらって、こっちの手が痛くなるくらい強く握ってくれたんです。それ以来、僕もファンと握手する時はギュッと握るようにしてます。ヒロトとマーシーも僕がふたりのことを好きなのを知っていて、ある時「こっちにおいでよ」って呼んでいただいたこともあるんですけど、「いいです、いいです」って逃げちゃいました。好きな気持ちが強すぎて、知り合いになりたくないんですよ。一緒に飲みたいと思うこともないし、どちらかといえばヒロトとマーシーが飲んでいるのを、4つくらい離れた席から見ていたいです(笑)。

ーー本当に熱狂的ですね。最近のアーティストで、好きな人はいますか?

小沢:ここ何年かで好きだったのがandymori。初めて出会った時は、The Libertinesみたいだなって驚いたんですよ。クロマニヨンズを抜かせば、1位はandymoriです。

ーー結成から30年経っても、今だに若い世代にも愛されているブルーハーツ。改めて、小沢さんにとってブルーハーツはどのような存在でしょうか。

小沢:僕は一番良い時期にブルーハーツに出会えました。中2の頃に出会って、ヒロトとマーシーと一緒に歳をとってこれたことが本当に幸せ。言い過ぎかもしれないけど、ブルーハーツは義務教育にすべきだと思ってます。彼らの音楽を聴いて育てば、絶対みんな良いやつになるはず。僕からすれば、ブルーハーツに出会わない人生は想像できないんですよ。またカレーの話になるけど、日本に住んでてカレーを食べたことない人はいないですよね? ブルーハーツもみんな知ってるし、みんな好きなもんだと思ってるから。一時は、こんなにまっすぐ歌われたらツライよって思うこともあったけど、ヒロトとマーシーにはこの歳になるまでずっと影響を受けてきたし、これからもずっと受け続けていくと思います。

(取材・文=泉夏音/写真=外林健太 )

■リリース情報
1st『THE BLUE HEARTS』
¥3,241(+税)徳間ジャパンコミュニケーションズ
オリジナル発売:1987年5月21日 メルダック

2nd『YOUNG AND PRETTY』
¥3,241(+税)徳間ジャパンコミュニケーションズ
オリジナル発売:1987年11月21日 メルダック

3rd『TRAIN-TRAIN』
¥3,241(+税)徳間ジャパンコミュニケーションズ
オリジナル発売:1988年11月23日 メルダック

4th『BUST WASTE HIP』
¥5,500(+税)ワーナーミュージック
オリジナル発売:1990年9月10日 イーストウエスト・ジャパン

5th『HIGH KICKS』
¥5,500(+税)ワーナーミュージック
オリジナル発売:1991年12月21日 イーストウエスト・ジャパン

6th『STICK OUT』
¥3,500(+税)ワーナーミュージック
オリジナル発売:1993年2月10日 イーストウエスト・ジャパン

7th『DUG OUT』
¥5,500(+税)ワーナーミュージック
オリジナル発売:1993年7月10日 イーストウエスト・ジャパン

8th『PAN』
¥5,500(+税)ワーナーミュージック
オリジナル発売:1995年7月10日 イーストウエスト・ジャパン

真島昌利『夏のぬけがら』
¥5,093(+税)徳間ジャパンコミュニケーションズ
オリジナル発売:1989年11月21日

真島昌利『HAPPY SONGS』
¥5,093(+税)徳間ジャパンコミュニケーションズ
オリジナル発売:1991年4月10日

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<応募締切>
8月20日(日)まで

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