Hey! Say! JUMP、10年で築いた9人の一体感 「H.our Time」を機にグループの軌跡を辿る

 本当にJUMPの歩みは、良くも悪くも予期せぬ展開が多いのだ。最近では、常に端の位置に立っていた伊野尾慧が、V6岡田准一やKAT-TUN亀梨和也、嵐のメンバーに注目され、急激にレギュラー番組を獲得していった“伊野尾革命”なるものも。その渦中にいた伊野尾は、「ファンは味方」と発言している。他にも、ここには書ききれないほどの壁や出来事があったが、そのたびにJUMPはもがきながら乗り越えてきた。どんな風が吹いても、彼らが前を向いてこられたのは、10年間支えてきたファンがいたからだ。これからも、彼らの目の前には大きな壁が立ちはだかるかもしれない。しかし、今の彼らは確実に同じ方向を見ている。グループとしての一体感、そしてファンとの繋がりも強まる一方。これからの10年で、どんな進化を遂げていくのか楽しみに見ていきたい。

(文=佐藤結衣)

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「アーティスト分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる