>  > majikoの“感覚”が生む表現の個性

majiko『CLOUD 7』インタビュー

majikoの“感覚”が生む、アレンジや表現の個性「赤信号は止まることを許されてる時間なんだ」

関連タグ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

いろんな角度から自分の表現を見つめて向き合っていきたい

ーー4曲目の「昨夜未明」は、もうこれ、Black Sabbathですね(笑)。

majiko:(笑)。これは、元々はとあるドラマの曲用に書いたんですよ。結局使われなかったんですけど。だから歌詞の成り立ちが少し特殊というか、わたしが人を殺したとしたらどこに隠すだろう? っていうところから始まった曲ですね(笑)。いっときわたしのスマホの履歴が「死体 隠す」になってて、そこの表示だけ見ると、かなりヤバイ人でした(笑)。

ーーそれにしても、デビュー作にしてこれほどの最深部を披露するとは、驚きです。

majiko:みんなに言われます(笑)。ディープだねって。でも自分の中を掘り下げると、やっぱり暗い感じのものが出てくるんですよね。メロディも歌詞も一緒に出てきますから。

ーーそうなんですね。

majiko:まず最初にオケを作ってから、歌詞とメロを同時進行で作りますね。

ーーオケを最初に作るって、めずらしいですね。つまりイメージをかたちにするっていうことなんですかね?

majiko:はい。たぶんそれは、母の授業の影響なんですよね。教室にカラオケがあって、適当に番号を入れるんですよ。それで出てきた曲をガイドメロディとかなしでオリジナルで歌うとていう授業があって。それが得意だったんですよね。オケが最初にあるなかでメロディと言葉を紡いでいくというやり方が。

ーーそれとすごいのは、作詞作曲にとどまらず、アレンジまでやってしまうということですよね。

majiko:これもよく言われるんですよ。デモを作るときも、こんなにがんばんなくていいよ、アコギ1本でやってくれたらわかるしって。でもギター入れたらベース入れたくなるし、ドラム入れたくなるし。どうしてもかたちにしたくなっちゃうんですよね。そこだけは頑固なんですよ。普段大雑把なくせに。

ーーそれはやっぱり、さっき言ったみたいに、感情と歌がそもそものはじめからくっついているからでしょうね。

majiko:ミックスもマスタリングも細かいところまで意見を言わせていただきましたし。こだわりはすごくありますね。

ーー最初にオケを作ったときに完成形のイメージはあるんですか?

majiko:あります。ここから良くなるしかないだろうっていう状態を作っておいて、そこから好きにオカズを入れたり、このオケを起点にしてバンドメンバーの人たちに表現してもらいます。

ーー言葉とメロディが一緒に出てくるとおっしゃいましけど、それは断片である場合が多いんですか?

majiko:はい。

ーーというのも、次の「shinigami」がすごく不思議な曲で。言葉とメロディが全部断片なんですけど、majikoさんのボーカルの表情の違いで統一した世界観を構築しているんですよね。

majiko:独り言に近い感覚かもしれない。でも一貫したイメージはあって。すごく大切な曲なんですよね。冒頭の部分には、高校生の頃にいつもギターでポロポロ弾いたり口ずさんでいた、自分だけが知っている自分だけの曲を入れました。そのあとの部分は、このアルバムの制作期間に作ったんですけど。すごく好きなフレーズだったからずっと曲にしたくてトライしてはダメで、みたいな感じだったんですよね。最初の部分からどうしたらいいかがずっとわからなかったんですよ。だから、今だからこそできた曲っていう感じですね。

ーー最後の「Lucifer」なんですけど。歌詞はロシア文学かというくらい主人公が濃厚な告白をするんですけど、一方でアレンジはパッと光が射すようなイメージがありますね。

majiko:あ、まさに、これは物語の最終章ですから、神々しい感じを表現したかったんですよね。途中でフラメンコ・ギターを入れたりとか。じつはこの曲のあとにシークレットでもう1曲あるんですけど……。

ーーえ、そうなんだ!

majiko:はい。だから本当はトータル7曲なんです。

ーーなるほど。『CLOUD7』、天国に至るわけですね。これからやってみたいことはありますか?

majiko:いろいろつなげていけたらいいなと思うんですよ。ライブもそうだしイラストもそうだし、スタイリングも含めて。そうやっていろんな角度から自分の表現を見つめて向き合っていきたいですね。

(取材・文=谷岡正浩)

【全曲クロスフェード】majiko debut mini album「CLOUD 7」

■リリース情報
major debut mini album
majiko『CLOUD 7』
発売:2017年2月15日(水)
価格:1,620円(税込)
<収録曲>
01.prelude
02.SILK
03.ノクチルカの夜
04.昨夜未明
05.shinigami
06.Lucifer

<majiko『CLOUD 7』販売店別 先着購入者特典>
各販売店にて先着購入特典として、majikoオリジナル特典をプレゼント。
※特典に関する問い合わせは、各販売店へ。
・majiko 描き下ろし『CLOUD 7』アナザージャケット6種
※6種を繋げると『CLOUD 7』をイメージした一枚絵に
illustration : majiko
・アニメイト/ゲーマーズ(オンラインショップ含む):「prelude」
・TSUTAYA RECORDS(一部店舗除く)/TSUTAYAオンライン(予約のみ):「SILK」
・とらのあな全店(一部店舗除く)、通信販売:「ノクチルカの夜」
・アニメガ:「昨夜未明」
・Amazon:「shinigami」
・TOWER RECORDS:「Lucifer」

※上記特典実施店以外(一部店舗を除く)の応援店には、majiko『CLOUD 7』告知ポスターをプレゼント。

majiko「CLOUD 7」販売店別 先着購入者特典 詳細ページ
「CLOUD 7」リリース記念特設サイト
Official HP
Twitter
Instagram

「majikoの“感覚”が生む、アレンジや表現の個性「赤信号は止まることを許されてる時間なんだ」」のページです。の最新ニュースで映画をもっと楽しく!「リアルサウンド 映画部」は、映画・ドラマ情報とレビューの総合サイトです。

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版