メロディー・チューバックが語るデビューへの決意「歌手になることを諦めたことは一度もなかった」

メロディー・チューバックが語るデビューへの決意

「いろんな活動をしてきて、やっと今、夢のスタートラインに立てた」

ーー結果的にいい時期のメジャー・デビューとなったわけですね。しかも、1枚目にして自らの名前がタイトル!

メロディー・チューバック:この名前をつけたのは、父母も私に音楽をやってほしいと願ったからだと思うんです。その思いがあったから、今の私がいる。だから、自己紹介となる1枚目はやっぱり『Melody』だなと。逆にそれ以外思いつかなかったです(笑)。

ーーオーバーチュア的なタイトル曲「Melody」は、声だけの多重録音。声楽に取り組んでの成果が出ているのでは?

メロディー・チューバック:だとうれしいです。オープニングとなるこの曲には声楽の要素を入れて、他とは違う感じにしたかったんです。全編ファルセットで同じ音をいくつも重ね、ハーモニーを作りました。ちょっと神秘的な響きになったらいいなと思って。

ーーリード曲「I promise〜誓い〜」は、今うかがってきたメロディーさんの歩みが凝縮されているような曲ですね。

メロディー・チューバック:いろんな活動をしてきて、やっと今、夢のスタートラインに立てました。持ってるものを大切にしながら、もっと高い目標に向かっていきたい。そんな決意を歌った自分自身への応援歌なんです。

ーー〈失いながら この手で掴んだもの〉とありますが、いわゆる挫折感を味わったこともありましたか?

メロディー・チューバック:歌手になることを諦めたことは一度もないんですけど、学業との両立などいろいろと難しいことはありました。友だちとの時間が少なくて、寂しく感じたことも。でも、代わりに得たものも大きかった。こうしてデビューすることもできましたし。

ーー〈I believe in myself〉と、ずっと思ってきたんでしょうね。

メロディー・チューバック:小さい頃からやってた歌の活動は無駄じゃないと、信じてました。ただ、気持ちは強くても、なかなかうまくいかず焦った時期もありました。

ーーそうだったんですね! 「Umbrella」も素敵なバラード。メロディーさんも作曲で参加してます。

メロディー・チューバック:ベースになる曲に対して、メロディのもっていき方や大サビの展開など、意見を出させていただきました。

ーー曲作りは楽しくなりそうですか?

メロディー・チューバック:そうですね。曲になったときの達成感を味わうと、もっともっとと思うようになります。

ーー普段からメロディを溜めたりしてますか?

メロディー・チューバック:思いついたときに鼻歌を録っているので、iPhoneには数秒単位のメロディの欠片がいっぱい(笑)。今後それらを膨らませて、曲のカタチにしていければなと思ってます。

ーー「FRIDAY」では英語で作詞も。この英語が早口じゃなくて、一語一語がしっかり耳に入ってくるんですよね。そこがすごく新鮮。

メロディー・チューバック:聴いてくれる人から「英語はムリ!」と思われないように、中学生でもわかるくらいのシンプルな英語を目指しました。そのうえで、伝えたいことがしっかり伝わる言葉を選ぼうと。

ーーモータウン・ビートが効いた可愛い曲だなと思いました。

メロディー・チューバック:物語の設定は小学生くらい(笑)。両思いの子がひとり遠くに行ってしまうんですが、「ずっと好きだし、ずっとそばにいるから、大丈夫。笑顔になって」という歌です。

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