SMAP 中居、TOKIO 城島、嵐 大野…様々なかたちで“グループの中心”担う最年長メンバーたち

いじられつつも愛される最年長メンバー

TOKIO 城島茂、嵐 大野智、KAT-TUN 中丸雄一

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(C)タナカケンイチ

 城島も大野も中丸も、最年長ながら番組やMCの中でいじられることが非常に多い。しかし、ただいじられるのではなく、尊敬が含まれていることが見て取れる。城島はTOKIOメンバーから「おじいちゃん」といじられつつも「本当は二枚目」、「すごく優しい」、「すげぇかっこいい」とかなりの信頼を獲得している。大野は普段は飄々としており、どこか抜けた印象があるものの、ダンスや歌唱力の面では他メンバーから一目置かれている。メンバーである櫻井翔が大野を尊敬しているというエピソードをはじめ、Hey! Say! JUMPの知念侑李やジャニーズJr.の林翔太など、複数の後輩が「憧れの先輩」として大野の名前を挙げている。

 すっかり「ヘタレキャラ」が定着し、ジャニーズ以外の共演者からいじられることが多い中丸も、メンバーから愛されている最年長メンバーのひとり。亀梨和也は番組やメイキング映像などで「中丸が好き」と度々発言しているし、上田竜也がよくプライベートで中丸と一緒に出掛けているというエピソードは、ファンの間では有名である。彼らのような存在がいるからこそ、グループの仲も円滑なのだろう。実際TOKIO・嵐・KAT-TUNの3組は絆が強いイメージがある。

 かたちは違えど、中居・小山・北山・城島・大野・中丸は、「グループの中心的存在」という欠かせないポジションを担っている。次回は「親のようにメンバーを見守る最年長」、「王子キャラの最年長」、「寡黙な職人肌最年長」について考えてみようと思う。

(文=高橋梓)

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