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「立ち止まった人をハッとさせたい」丸本莉子が故郷・広島で確かめたストリートライブの原点

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「私の歌で1日がハッピーになったり、頑張ろうって思ってもらえるように歌っていきたいと思います」7月22日、広島市の金座街にてストリートライブを行った丸本莉子が、最後にファンに向けたメッセージだ。

 丸本は、6月30日に新橋駅近くのビジネス街にて開催したストリートライブを皮切りに、1年をかけたプロジェクト『丸本莉子ライヴワーク2016~1万人との癒し旅~』をスタートしている。広島は丸本の故郷であり、金座街は高校2年生の頃にストリートライブをしていた原点と言える場所だ。2年ぶりの凱旋ストリートライブということもあり、スタート前から会場付近には熱心なファンが多くかけつけ、アットホームな空気の中、金座街に丸本の歌声が響いた。

 筆者はストリートライブ終了後、丸本にインタビュー。広島のソウルフードであるお好み焼きをつまみながらその日のフリーライブについてはもちろん、丸本が現在思うプロジェクトに向けた今後の展望を語ってもらった。

「昔から駆けつけてくれてる人とか、ふらっと寄ってくれたような方もいてアットホームな感じがすごく嬉しかったですね。高校生の頃は音響機械とかは持ってなかったんですけど、金座街のアーケード街はすごい響きがよくて。あそこはみんながストリートライブをやっているから、声が大きい方が勝ちみたいな地元のアーティストにとって競争の場でもありましたね」

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 この日、丸本がストリートライブを行ったのは、広島PARCOが目の前に見える多くの人々が行き交う場所。車のクラクション、人の話し声、自転車のブレーキ音、店の放送アナウンス……ストリートライブは様々なノイズが歌を遮る場所でもある。しかし、丸本は持ち前の声量を活かし、円形状に集まった多くのファンに歌声を届けていく。丸本の歌声に反応して人だかりは徐々に増えて行った。

「ストリートライブは人が止まっていると『なんだ、なんだ』と最後まで聴いてくれたりすることもある。まだ始めたばっかりなんですけど、立ち止まってくれた人をハッとさせられる、そしてもっと新しい人が寄って来やすい空気感を作っていきたいと思っています。そのためには目の前にいる人との輪を作るだけではなくて、その輪を超えていくような歌を歌っていきたいですね」

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 丸本が、プロジェクトをスタートさせてからストリートライブを行ったのは10回ほど。筆者は初日の新橋でのストリートライブを観ているが、その時に比べ広島でのライブは、丸本自身いい意味で肩の力を抜いてパフォーマンスしているように思えた。しかし、丸本はライブの回数を重ねる毎に反省点も見えてきたという。

「ストリートライブはすごく楽しいんですけど、目標は1万人を繋いでいくっていうものなので、そこに向けて試行錯誤してる段階です。どうやったらいいのかをもっと考えないと。今回のように広島でのライブには200人くらいは集まってくださるんですけど、それ以上に集まってもらうためにはこじんまりとしていたら駄目なのかな」

 「もう一度初心を思い出していろんな場所でたくさんライブをしたい」という思いの元に始まった今回の企画。丸本が言う「それ以上」は原点に立ち返ったからこそぶつかった壁なのだろう。そんな丸本がストリートライブで足を止めるきっかけとして行っているのが、カバー曲の披露だ。この日演奏したのは、ユーミン「やさしさに包まれたなら」、DREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」、Whiteberry「夏祭り」の3曲。

「誰もが知っている曲をやりたいなとは思ってます。広島だったら出身の吉田拓郎さんとか。ライブする場所でも選曲を変えていきたいですね。ほかにも松田聖子さんなら「あなたに逢いたくて~Missing You~」、中島みゆきさんは「糸」、サザンオールスターズの「真夏の果実」のように、王道の誰もが知っている曲を選んでいます」

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