欅坂46が1万人のファンに見せつけた“成長” 初の全国握手会イベント&ミニライブレポート

欅坂46、初の全国握手会レポート

 欅坂46が4月17日、幕張メッセ 8ホールにて全国握手会イベントを開催した。

 同グループはこれまで、東京・大阪・愛知などでゲリラ的にグループを宣伝するビラ配りと共に握手会を行なっていたが、同じ“坂道シリーズ”である乃木坂46のシステムを踏襲した『全国握手会』を開催するのは今回が初めて。デビュー・シングル『サイレントマジョリティー』は、発売初週に261,580枚を売り上げ、女性アーティストのデビュー・シングルの初週売り上げ枚数において歴代1位を記録しており、その盛り上がりもそのままに、会場には1,0000人ものファンが集まった。

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 イベントはグループによるミニライブからスタート。会場に「overture」が流れ出すと、特設ステージ両脇にあるスクリーンには「サイレントマジョリティー」のMVダイジェストが映し出された。そして、会場に「サイレントマジョリティー」のイントロが流れ出すと、ステージに欅坂46が登場。クラップ音とアコースティックギター、ピアノのサウンドが特徴的なメロディーに、躍動感あふれる振り付けと歌を乗せ、会場に集まったファンを盛り上げた。

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 続くナンバー「キミガイナイ」は、デビュー直前イベント『欅坂46生中継!デビューカウントダウンライブ!!』で初披露した楽曲。この曲は、メンバーに担がれた渡辺梨加がステージセンターに降ろされるシーンから始まる振付が印象的だ。この動きは、メンバー菅井友香がブログで<誰が聴いているのだろう マーラーの憂鬱な交響曲>という冒頭の歌詞と関係していることを明かしたが、1番Aメロの<ベッドの上で天井を見てる>というワードも当てはまるなど、様々な想像をかきたてるのがこの曲の魅力だ。曲が終わるとシリアスな空気から一変し、メンバーの握手会への意気込みを発表するMCへと移った。上村莉菜は「私は去年(乃木坂46の)ファンとしてここに来ていたので、1年後このステージに立てて嬉しいです。みなさんに喜んでもらえるように一生懸命握手します」と、“握手をする側”として舞台に立った喜びを語った。

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 ライブ中盤では、平手がソロ曲「山手線」をしっとりと歌い上げ、今泉佑唯と小林由依からなるユニット“ゆいちゃんず”によるフォークソング「渋谷川」は、会場を和やかな雰囲気に変えた。アンダーグループに位置する、けやき坂46(ひらがなけやき)の長濱ねるをセンターに据えたユニット曲「乗り遅れたバス」では、平手、今泉佑唯、小林由依、鈴本美愉の4人がバックダンサーとして長濱の歌唱に花を添えた。

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