ジャニーズWESTはまるで“家族”? 各メンバーの個性からグループの特徴を探る

 彼らのパフォーマンスを牽引するのは、神山智洋と濵田崇裕によるダンスとアクロバッドであるという。

「神山さんといえば、ダンスでしょう。コンサートの振り付けを自分で考えたり、Jr.時代はオーディションのお手本としてダンスを披露したこともあるそう。日々ダンススキルを磨き、メンバーからも尊敬されています。桐山さんがメンタルでひっぱるお父さんとすれば、神山さんは細やかなケアができるお母さん。ファッションにも関心があり、高い感性を持っています。また、濵田さんは求められていることを正確に察知できる安定のオチ担当。身体能力を生かした凄技アクロバットを披露したと思えば、顔芸で笑いもとれる。スタイルの良さ、顔立ちがいわゆるジャニーズらしくなく、新たな層にも幅広く受け入れられる可能性を秘めています。グループ内では『彼なしにジャニーズWESTを語れない』という存在感を持ち、メンバーからもファンからも愛されています。まさに一家の長男といったところでしょうか」

 3rdシングル「ズンドコパラダイス」では、メンバーがひとつの家族に扮したMVを披露していたが、彼らはまさにひとつの家族のよう。関西ジャニーズ特有のノリの良さと、家族のような団結力を発揮して今後ますますお茶の間で活躍していくのではないだろうか。まずは、その足がかりともなる『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)での活躍をしかと見届けたい。

(文=竹上尋子)

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