長渕剛、ドキュメンタリー上映会で涙流すファンと“絆の確認”「あの日に見た太陽を一生忘れない」

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 長渕剛が2月2日、新宿バルト9(シアター9)で『スペシャル・ドキュメンタリー上映会』を開催した。

 同イベントは、長渕が2015年8月に行なった『長渕剛 10万人オールナイト・ライヴ 2015 in 富士山麓』の映像作品(2月3日発売)のリリースを記念し、映像商品に収録するスペシャル・ドキュメンタリー(約90分)を発売に先駆けて上映するというもの。会場には商品をTSUTAYAチェーン対象店舗と公演会場「ふもとっぱら」で予約した約2000名の応募者から、見事当選した約400名のファンが招待された。

 長渕がファンの面前に姿を現すのは『10万人オールナイト・ライヴ 2015 in 富士山麓』以来とあって、この日会場を訪れたファンは開演前から早くも興奮気味になり、会場全体が緊張感に包まれていた。イベントは司会の遠山大輔(グランジ)がステージに本人を呼び込みスタート。スーツ姿で登場した長渕に向け、ファンはライブ会場さながらの「ツヨシコール」で応えた。

 長渕は過去に俳優として舞台挨拶を行なったことはあるが、ミュージシャンとしては初めてだと語り、今回の映像作品の編集に全編立ち会ったことについては「富士が終わって倒れたんですよね。今から見てもらうドキュメンタリーで描いてるんだけどね。1週間くらい立なかったですよね。そのあと命からがら編集所に向かいましたよ」と前人未到の10万人オールナイトライブがもたらした壮絶さを語った。その後、ライブ本編の話やドキュメンタリーの内容について熱い思いを語ったのち、遠山が今後の予定を聞こうとしたが、ここで長渕本人が質問コーナーを提案。以降はファンと長渕の熱い交流がスタートした。

 まず、12年前にギターにサインをもらったというファンから「その時のサインが薄くなってしまったので、新たにサインを」と懇願された長渕は、はじめこそ「今日サインは無理だよ」と笑いながら言っていたが、会場の「ツヨシコール」に負け、後日サインを来場者全員にプレゼントすることを約束し、ファンからは大歓声が飛んだ。続いて桜島のオールナイトライブにも行ったというファンから「今回は、ライブ後に何をされたんですか」と質問が寄せられ、長渕はいたずらに「今回は点滴を打ちましたよ」と笑って答えた。

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