MACO、ポジティブなラブソングを作った理由を語る「後ろ向きな感情が一切沸いてこなかった」

MACOが生み出すポジティブなラブソング

「自分の歌に自信があるので、そこだけは絶対に負けないという気持ち」

MACO – 恋心〈12/12 三井ホールLIVE映像〉

 

――ここまで話してきて、前回のインタビュー時とかなり印象が変わったなと感じています。

MACO:え、どこが変わりました?

――明るくなったというか、前回はどこか人見知りしている感じがあったので。

MACO:(爆笑)ホントですか!? まだ人見知りは治っていないですけど、たしかにメイクさんからも「最近顔つきが変わった」と言われましたし、自分でも心が強くなったとは思っていますね。

――強くなった、ですか。

MACO:打たれ強くなったというか、自分の軸がしっかりとしてきた印象で。2015年はいい年だったから、その波を途切れさせないように、あまりネガティブなことは考えたくないんです。ボイストレーニングの先生にも「意地悪されたり嫌なことを言われても、動じたら負けだからご機嫌でいなさい」と教えてもらったのですが、まさにその通りだと感じていて、反省点があってもそれを表に出さず、バリアを張って常にご機嫌でいるように。

――MACOさんの“軸”とはなんでしょう?

MACO:負けん気ですね。自分の歌に自信があるので、そこだけは絶対に負けないという気持ち。これまで自分が憧れの対象にしていたアーティストさんが、どんどんライバルになっていく感覚が自分の中にあって。すごく好きだったけど戦わなきゃいけない位置になってきたから、その人たちに負けないようにしたいんです。よく思うんですけど「MACOの容姿や行動には興味がないけど、歌はいいよね」という人が増えて欲しい。

――だからこそ、しばらくは“ラブソング”という武器を磨いていくわけですね。

MACO:はい。10代のティーンに人気と言われて、今はそういう感じなんですけど。それがもっともっと幅広い年代に響いていきたいな、という思いも2016年はあります。

――ここまで強い意志をもっているからこそ、後ろ向きの歌詞も出なくなっているんですね。

MACO:そうかもしれません。だから歌詞も前向きになるし、感じたことを一つ一つ丁寧に書けるようになりました。その反面、初心を忘れちゃダメだとも思っています。

――初心を忘れないために行なっているルーティーンなどはありますか?

MACO:これといってあるわけではないですが、必ず「ありがとう」ということですね。あとはマネージャーさんに過去の音源を聴かせて貰ったとき。恥ずかしくもなったけど、同時に「良い歌書いてるじゃん、当時の私!」という気付きもありました。

――そうやって初心を忘れずにいながらも、2015年は新たなステージへ足を踏み入れた年でした。テレビ出演やYouTubeドラマ『ラストキス』での演技、『東京ランウェイ2015S/S』や『神戸コレクション2015S/S』でのパフォーマンスに加え、「Kiss」ではモデルたちとコラボレーションするなど、ファッションや演技面へのアプローチも多かったですよね。

MACO:ドラマがあることによって自分の曲がより引き立つことを実感しましたし、モデルさんとのコラボでは、自分の曲がもっと可愛く見えました。まこみなちゃんが「ふたりずっと」の振り付け動画を作ってくれたことで違う世代に楽曲が浸透したりと、色々な人に支えてもらってもいますね。

――それらの活動を通して学んだことは?

MACO:これは『神戸コレクション』のときに気付いたんですけど、「一点を見つめて歌ったらみんなが心配しない」ということですね。ライブ中に呼びかけてくれると、すぐ反応したくなるんですけど、あまりキョロキョロしすぎると不安になっているように映るらしくて。もちろんアップテンポな楽曲ではみんなの顔を見て歌いますが、バラードに関してはなるべく視点を定めるようになりました。

――ライブの話になりましたが、2月7日からは全国ツアーもスタートします。前作『FIRST KISS』で楽曲のレパートリーはかなり増えましたが、今回の作品をライブではどのように表現したいですか。

MACO:MACOは普段のライブで声を使って“ちょい切なさ“を表現することを大事にしていて。最終的には楽しかったけど、終わったら心のどこかに切なさが残るようなライブをしたいと思います。

――今回は豊洲PITなどがツアーの舞台ですが、大会場で自身のライブをどのように見せたいと考えていますか?

MACO:細かい演出は(取材段階では)まだ決まっていないのですが、グッズや衣装、ステージなども含めて、トータルでキュートに見せたいなと思っていて。ファンのみんなと交流していても、いまは大人っぽいMACOよりもキュートな方が見たいのかなと思えることが多いんです。

――24歳って大人っぽくもティーンっぽくも振れる時期ですよね。

MACO:その中間くらいを目指したいです。カジュアルにキュートなくらいが色んな世代に届くと思うし、あと普段は喋ったらそんなにカワイイ感じじゃないので。

――クールで面白いという印象でした(笑)。

MACO:二重人格みたいなものです(笑)。ステージに立つとスイッチが入るのですが、MCのときは素の自分が出やすい。ライブではそこを隠さないようにしていますが、まだテレビなどでは出せない顔なので、今年以降は素の自分をテレビで徐々に表現していきたいと思っています。

――ちなみにライブに足を運ぶファンの方は、この1年でどう変わりましたか?

MACO:若い男性の方が増えたという印象です。ライブをしていても、これまでのような女の子の黄色い声援ではなく、はっきりと男性だとわかる声が聴こえるようになりました。SNSのリアクションに関しても同じです。

――そういう意味で、「恋心」を男性と女性の両方が共感できるラブソングにしたのは、ちょうどいいタイミングだったかもしれないですね。

MACO:そう思います。実際に「恋心」については「共感しました!」と言ってくれる男性がいたので。これからもMACOの歌詞を見てキュンキュンしてほしいし、男性目線の曲も書いてみたいですね。

――男性目線の曲を書くために、参考として聴くアーティストはいるのでしょうか。

MACO:スガ シカオさんや星野 源さん、SKY-HIさんに平井大さんなどです。男性目線から書いていることを、自身に置き換えて「あっ、こんなふうに自分の好きな人に思ってもらえたら最高だな」と感じるので、彼らのような曲を書いてみたいと思うようになりました。

――彼らから影響を受けたMACOさんの歌詞が、どのようにアップデートされていくのか楽しみです。2016年の活動に向けて、新たに挑戦したいことは?

MACO:ライブなどで私の衣装を真似してくれるファンの方が増えてきたので、それが最近すごく嬉しくて。今年はファッション方面で色んなことに挑戦して、自分の幅を広げていけたらいいなと思います。

――アーティストとしてはどうでしょう。

MACO:ずっと書き溜めている歌詞もありますし、楽曲もこれまでMACOが挑戦していないジャンルのものも用意しているんです。今年はその曲を何らかの形でリリースしようと思っているので、楽しみにしていてください。

(取材・文=中村拓海)

■リリース情報
『恋心』
テレビ東京系ドラマ24『東京センチメンタル』主題歌(出演:吉田鋼太郎、高畑充希、他)
1月15日(金)着うた(R)&RBT配信(レコチョク他)
1月29日(金)先行配信(iTunes、レコチョク他)
2月3日(水)CD発売

iTunesダウンロードURL
レコチョクダウンロードURL
MACO「恋心」歌詞 <歌ネット>

<CD収録曲>
1.恋心
2.夜明けがくるまで
3.出逢い

<DVD収録内容>
Live at 日本橋三井ホール(2015.12.12)
・君の背中に
・LOVE
・24歳の私からママへ
・マフラー
・恋心 Jacket Making

緊急企画!「バレンタイン間近!彼に想いを伝えよう」キャンペーンサイトURL

■ツアー情報
『MACO -FIRST KISS- TOUR 2016』
2月7日(日)福岡DRUM LOGOS
開場16:00/開演17:00(問)キョードー西日本 092-714-0159

2月13日(土)名古屋ボトムライン
開場17:00/開演18:00(問)サンデーフォーク 052-320-9100

2月28日(日)東京・豊洲PIT
開場16:00/開演17:00(問)キョードー東京 0570-550-799

3月5日(土)梅田クラブクアトロ
開場17:00/開演18:00(問)キョードーインフォメーション 0570-200-888

3月6日(日)札幌ペニーレーン24
開場17:00/開演18:00(問)マウントアライブ 011-623-5555

MACOオフィシャルサイト

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