ゲスの極み乙女。川谷絵音、『Mステ』で作詞法を語る「直接的な表現はなるべく避けるようにしている」

　男性編の16位にランクインした槇原敬之は、アンケートで多く投票のあった「もう恋なんてしない」と、「No.1」を披露。番組では24年ぶりの歌唱となる「もう恋なんてしない」について、槇原は「今では大プロデューサーで、当時は僕のバンドのキーボードだった本間昭光さんが大失恋をして、それを励ますために作った」と楽曲の生まれた背景を明かし、続けて「＜もう恋なんてしない＞と書いたら『あまりにも救いがなさすぎる』とプロデューサーに言われ、＜もう恋なんてしないなんて　言わないよ　絶対＞にした」と名フレーズが生まれた理由を述べた。

　続いて、男性編の8位に選ばれたback numberは、この日披露する「ヒロイン」について清水が「歌詞に苦労しましたが、＜君の毎日に　僕は似合わないかな＞というフレーズが出てきてからはスムーズだった。主人公の人間性を決定するまでに悩むんです」と作詞法を告白。NEWS・増田貴久は「カラオケに行くといつも歌っている」と、同バンドのファンであることを明かし、back numberは同曲を披露した。男性編の7位に選ばれた平井 堅は、この日歌唱する「僕は君に恋をする」について、「ストレートな詞で、タイトルは脚本の最後のフレーズから拝借しました」と告白。また、平井はラブソングへの意識について「高い声出してファルセットに行ってコブシ回して……と、若いころは技巧に走りがちだったんですけど、最近は言葉を伝えたいと思っています」と考え方が変わってきたことを明かし、「僕は君に恋をする」と「ON AIR」を熱唱した。

　男性編の1位には福山雅治、女性編の1位にはDREAMS COME TRUEが輝いた今回の放送。次回はE-girls、indigo la End、BEGINと桐谷健太、ゲスの極み乙女。 、NEWSが出演する予定だ。

（文＝向原康太）