【PR】RealSound×LINE MUSIC特別企画 加藤ミリヤが語った定額制音楽配信サービスの未来

加藤ミリヤが音楽配信サービスを語る

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「(定額制音楽配信サービスは)......普及してもらわないと困ります(笑)」

佐藤:プライベートでLINEは使用している? その場合、LINE MUSICのシェア機能を使うことは?

ミリヤ:LINEは毎日のように使っているけど、音楽のシェアはまだ試してないんですよね。ただ、私の楽曲がきちんと配信されているか、LINE MUSICを立ち上げて確認しています。

佐藤:「こういう曲を作りたい」という曲と出会った瞬間に、リファレンスとしてスタッフに送ったりすることも可能なわけで。

ミリヤ:確かにそういう使い方もできますね。ただ、仕事でLINEは使っていないんですよね。スタッフとのやりとりは、かたくなにメールにしています。でも、仕事外の友人とかであったら、意見を聞くとかアリかもですね。

佐藤:実際問題、定額制音楽配信サービスの未来はどう見ている?

ミリヤ:間違いなく普及はしているはず。というか......普及してもらわないと困りますからね(笑)。何度も言いますが、再生回数に応じたロイヤリティが安いからといって、あきらめちゃいけないと思う。きれいごとに聞こえるかもしれないけど、アーティスト側がビジネスとして成立しなかったとしても、それ以上に聴いてもらえないほうがもっと悲しい。音楽不況と言われる時代において、"音楽を聴く"という行為自体から遠ざかっている人たちが多くいるのであれば、定額制の普及はチャンスでもあるし。最初はネガティブなイメージを抱いてたけど、今はポジティブに捉えています。定額制ビジネスが軌道に乗れば、それこそロイヤリティのあり方にも変化が起きると思いますしね。

■加藤ミリヤ
1988年、愛知県生まれ。04年に「Never let go/夜空」でデビュー。BUDDHA BRANDやUAなどの名作をサンプリングした楽曲で注目を集める。音楽活動のほかにも、自身のアパレルブランド「KAWI JAMELE」のデザイナーとしても活躍。

■佐藤公郎
音楽誌『GROOVE』、ファッション誌『LUIRE』(共にリットーミュージック)、ヒップホップ/R&B専門誌『blast』(シンコーミュージック)の編集を経て、音楽誌『FLOOR net』では編集長を務め、現在は株式会社サイゾーが発行する月刊誌『サイゾー』にて勤務。

(写真=竹内洋平)

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