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AA=×JM-0.8の“ポストミライ”な映像公開法ーーARアプリ『Blippar』との連動企画を読む

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 上田剛士(THE MAD CAPSULE MARKETS)によるソロプロジェクトAA=が、J.M.(0.8秒と衝撃。)とともに“AA=×JM-0.8”名義で、8月5日に新曲「→MIRAI→ (ポストミライ)」を配信リリースした。同曲は『学校法人・専門学校 モード学園』とのタイアップ曲で、サビ部分の「ポストミライ」というワードが印象に残る、近未来的かつハイブリッドなロックチューンだ。

 今回「→MIRAI→ (ポストミライ)」のリリースを記念して、未来を先取りした世界初(※ビクターエンタテインメント調べ)の試みが行われている。スマートフォン/タブレット端末対応ARアプリ『Blippar(ブリッパー)』との連動企画である。ARアプリとは、主にスマートフォンのカメラで取り込んだ現実のものや空間に情報を付加するアプリケーションのことを指し、「拡張現実アプリ」とも呼ばれている。

 同企画は、Blipparを起動したスマートフォンなどの端末で楽曲ジャケット画像をかざして読み込むと、画面上でミュージックビデオのフルバージョンを見ることができるというもの。今回のミュージックビデオは、AA=×JM-0.8の貴重な歌唱シーンとともに、楽曲に込められたメッセージが可視化された世界観が広がっていて、楽曲への興味や理解がより深まるような内容だ。「→MIRAI→ (ポストミライ)」をすでに聴いているという人も、これから聴くという人も十分に楽しめるのではないだろうか。

 また、ジャケット画像のほか、モード学園ホームページのある部分や、現在オンエア中のCM[学校法人・専門学校 モード学園(東京・大阪・名古屋) “宣戦布告”篇]の映像のある場面を静止画したもの(関係者によると、CM終わりのキャラクターが勢揃いする場面とのこと)でも同様にBlipparを使って映像を見ることができるが、こちらでは「→MIRAI→ (ポストミライ)」を初披露したライブの映像が画面上に登場する仕組みとなっており、計2種類の映像を楽しむことができるという。

 2014年11月に日本で正式にサービスインしたというBlippar。はたしてどのようなサービスで、どのようにして今回の企画が生まれたのか。Blippar関係者に話を聞くことができた。

「Blipparは、2011年にロンドンで設立されたARと画像認識のテクノロジーを合わせたビジュアルブラウザアプリです。元々同僚同士だったBlippar現CEOのAmbarish Mitraと現CTOのOmar Tayebがロンドンのパブで手元にあった£10札を見ながら『スマホを使ってこの£10に印刷されたエリザベス女王の顔を自分の顔にできたら面白いね!』と話していたところ、数日後、Tayebがそれを現実にしたことがBlipparの始まりです。それから約4年、ユーザーの行動を『文字を打って検索する、情報を得る』から『(スマホやタブレット端末を)かざして=Blippして検索、情報を得る』へシフトさせることをビジョンに掲げ、今に至ります」

 今回のコラボのきっかけは、CM部分の15秒の楽曲を聞いたAA=宣伝担当者の直感だったという。「ポストミライ」というワードが指す近未来的な仕掛けを考えていた際、音楽と相性がよく、AA=のアーティスト性とマッチしそうなBlipparと出会い、企画準備が始まった。

 しかし、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、アムステルダム、イスタンブール、デリ、トロントなど世界各地でサービスを提供しているBlipparであっても、今回のように長時間の映像を流すという試みは初めてで、開発中は多くの苦労があったと関係者は語る。 最適な手法にたどり着くまで、何度もデベロッパーたちがテストを繰り返し、ついに世界初となる取り組みがスタートしたそうだ。

     
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