Especia、メジャー1作目のウラ側とは? 冨永悠香と森絵莉加、Schtein & Longerが奔放トーク

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Schtein & Longerの横山佑輝氏。

「『We are Especia ~泣きながらダンシング~』には、若旦那さん歌唱ヴァージョンがある」(横山)

――歌詞はメンバーの皆さんが若旦那さんに書いた手紙が元になっているそうですが、横山さんは若旦那さんとのアレンジの共同作業はどのようにされたんですか? 

横山:僕が手紙を書いて、メジャー・デビューへの想いとかを書きました。

――それ、そのまま文字にしますからね。

横山:真面目に話すと、打ち合わせの場でどういう曲をやるかについて話し合って、若旦那さんから「振り幅を持たせたほうがいいよね」ということになって、実際に一緒に若旦那さんのスタジオに入りました。僕が鍵盤とパソコンをかついで行きまして。スタジオにこもって1日でざっくりしたものを作って、持ち帰って整えてラフ・アレンジを若旦那さんに送ったら「いいじゃん! 歌入れちゃおう!」って仮歌を入れてくれました。だから「We are Especia ~泣きながらダンシング~」には、若旦那さん歌唱ヴァージョンがあって、すごくいいんですよ、それが。僕はそれしか聴いてないです。

――Especiaのヴァージョンは何回ぐらい聴きました?

横山:マスタリングのときに1回。

――ミックスのときも聴きましょうよ! 笑ってる冨永さんと森さんは、こんな横山さんをどう思いますか?

冨永:6、7割ぐらい何言ってるかわからないです(笑)。

森:いやー、私はほとんどわかんないですけど、面白いなと思います(笑)。

横山:俺、駅のホームにいると鳩がすり寄ってくるんで、そういう星のもとに生まれてるとは思いますね。

――「鳩がすり寄ってくる」ってメモる側の気持ちにもなってください……。「We are Especia ~泣きながらダンシング~」の3部構成は、若旦那さんと横山さんで考えたんですか?

横山:ほとんど若旦那さんです。

――「We are Especia ~泣きながらダンシング~」は10分近い長さですが、誰も止めはしなかったんですか?

横山:俺は悪くない! 俺を責めないでくれ! 俺が決めたことじゃない! 俺のアイデアじゃないから!

森:若旦那さんが「俺が作った長い曲は売れるんだ」って言ってました。

――若旦那さんがそう言うと説得力があって売れそうですね。

森:がんばります(笑)。

――若旦那さんプロデュースにはファンから賛否両論の大きな反響がありましたが、予想してましたか?

横山:(途中で遮って)賛否両論ないよね、どこに否定があるんですか、みんな「いい」って言ってるよね!(メンバーに同意を強要する)

冨永・森:ないですね。

横山:ないでしょ! いいに決まってるじゃないですか! Especiaちゃんがやってるんだからいいに決まってるじゃないですか! 否定なんてありえないですよ! ないよ! みんな最高って言ってるよ!

――横山さんもういいですから! メンバーの皆さんは実際のところどうでしたか?

横山:「私たちに言うなよ」って感じでしょ?

――だから横山さんが代弁しなくていいですから! 冨永さんどうでしたか?

冨永:その日(メジャー・デビューがワンマンライヴで発表された2014年12月14日)の握手会では「メジャー・デビューおめでとう!」しか言われなくて、曲の話はまったく言われなかったんですけど、Twitterでエゴサーチしたらたくさん「We are Especia ~泣きながらダンシング~」について話してる人がいて。

森:握手会とかでは「すごいね」って含みのある感じで言われて、私は気にせずに「本当ですか、ありがとうございます!」って言ってたんですけど、Twitterを見たらすごいことがいっぱい書かれていて。こう感じる人がいることはわかってたんで、「言ってるな」と思いました。

横山:(ぼやくように)エゴサーチなんてしなきゃいいんだ……。

冨永:エゴサーチしますよ、Twitterにしか本音を書かないじゃないですか。

――逆に若旦那さんのファンからの反応はありましたか?

森: Especiaのファンの人が若旦那さんを悪く言っていて、若旦那さんのファンの人が「若旦那のことを何も知らないのに何言ってるんだよ」って言い合いをしてました。「すごいことになってる」と焦りました。

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