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『ボールズ・オン・ザ・ラン VOL.2』レポート

ボールズがカジヒデキとのライブで見せた可能性 “うた”を深く追求した新曲群も披露

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 2014年7月にミニアルバム『スポットライト』でメジャーデビューを果たした5人組ロックバンド・ボールズが、2月13日に東京・下北沢SHELTER で自主企画イベント『ボールズ・オン・ザ・ラン VOL.2』を開催した。

 同企画は、ボールズがホスト側となってアーティストにオファーをしてライブを行うもの。第一弾ではHINTOや赤い公園、テツコ(オープニングアクト)を対バン相手として招いていたが、今回はキャリア的にかなりの先輩格であるカジヒデキを迎えての公演で、同会場は開演時間からすでに満員の観客で盛り上がった。2組は『BEATRAM MUSIC FESTIVAL 2014』で共演経験があり、ペイブメントやオレンジジュースなどの影響を公言しつつ、日本語でしっかりとしたメロディを歌い上げるボールズにとって、カジはリスペクトする先輩のひとり。カジもボールズについては「彼らのことはケーブルテレビで見て知っていて、いいバンドだと思っていた」と語っていたり、担当マネージャーが旧知の仲だったりと、相思相愛のライブイベントとなった。

 最初に登場したカジヒデキは、サポートとしてお馴染みKONCOSの佐藤寛(ギター)と古川太一(ドラム・キーボード)を引き連れてステージ上に姿を現した。その後、カジはベースを弾きながら、1曲目「ビーチボーイのジャームッシュ」からいきなりフルスロットル。古川のスタンディングで走り気味に演奏されるドラムも、甘いメロディでカジのポップさを引き立たせる佐藤のギターも相変わらず絶好調だ。カジは続く2曲目「トリコロール・フィーバー」で、心地よいシャッフルビートに乗せた小粋なハミングを披露し観客を盛り上げた。

 カジはMCでこの日の若い層が目立つ観客に向けて「初めて見る方が圧倒的に多いと思いますが」とおどけてみせたあと、最新アルバム『ICE CREAM MAN』からリード曲「灼熱少女」を披露。甘酸っぱい夏の風景を切り取った一曲で、観客に最新形のカジヒデキを見せつけた。

 4曲目「甘い恋人」ではコール&レスポンスが起こる場面も。ここでカジはベースからアコースティックギターに持ち替え、Freewheel「Sweet Swedish Winter」のカバーを熱唱。続けて古川のキーボードを伴奏にした「ささやかだけれど、役にたつこと」では、メロウな雰囲気のなか、しっとりと楽曲を歌い上げた。そしてカジが「ブッ飛ばします」と語った後半は、「僕のベイビー・レモネード」からスタート。同曲は佐藤と古川がRiddim Saunter時代にカジとコラボしてリリースしたアルバムに収録されている、早いビートで一気に駆け抜けるポップナンバーだ。最後にカジは「君とサマーと太陽がいっぱい」「ラ・ブーム〜だってMY BOOM IS ME〜」「ヘイ・ヘイ・ベイビー・ポップ」と、お馴染みの人気曲を次々と連発してSHELTERの観客を踊らせたのち、ステージを後にした。

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