Sexy Zone、“激動の2014年”の舞台裏を語る 中島「年々、やっていることがそれぞれ違っていく」

 その後、紅白歌合戦のリハーサルにも密着取材。新体制で中心となっている佐藤らが「紅白のステージは作り込まなければいけない」と、気合いを入れる一方、マリウスは「本番までには100%完璧にしなければいけない」、松島は「僕たちのパフォーマンスがひとりひとりの目に留まるように頑張りたいと思います」と、同じように力を入れていることを表明していた。

 番組の後半では、年始に行われた舞台『ジャニーズ・ワールド』のリハーサルの様子も撮影。同舞台には、佐藤、中島、マリウスの3人が出演する。座長でもある佐藤と中島が「1年間で積み上げてきたものを披露する、答え合わせの場でもある」と、活動の集大成として同舞台を捉えているのに対し、マリウスは「インターナショナル担当として、より多くの人にジャニーズのパワーを知ってもらいたいと思う」と説明。それぞれが自分なりの役割を担っていることに対して自覚的である様子がうかがえた。

 最後には、2015年の目標を発表。マリウスは「『ジャニーズ・ワールド』ではじめて舞台で演技をした。舞台にも進みたいし、演技ももっとやってみたい。いろんな経験が積みたい」、松島は「色んなことに挑戦して、自分なりにどんどん成長できるようにする。2014年よりももっと成長した松島がいればいいと思います」、菊池は「2014年のSexy Zoneは良いライバルになった。グループとしても個人としても、2014年のSexy Zoneを越える」、佐藤は「『ジャニーズ・ワールド』の世界を完成させたい」、中島は「2014年積み上げてきた物をしっかり『ジャニーズ・ワールド』にぶつける。2015年の年末にもやるので」と、それぞれの意欲を語った。

 2014年、さまざまなことに挑戦してきたSexy Zoneのリアルな姿が見られた今回の放送。新体制はファンに不安も与えたが、メンバーたちは明日の成長に向けて、それぞれ前向きに取り組んでいることが感じられたのではないだろうか。2015年、Sexy Zoneがさらなる飛躍を遂げることを期待したい。

(文=松下博夫)

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