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西廣智一が3rdアルバム『Rock on.』を分析

バイリンガルシンガー・ナノが新作で“真のデビュー”に到達ーー初ライブからの2年を振り返る

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 ナノというバイリンガルシンガーをご存知だろうか。2012年3月発売のアルバム『nanoir』でのメジャーデビュー以降、数々の楽曲がテレビアニメやゲームのテーマソングに起用され、ネットを中心に支持を集めている。昨年夏にリリースされた楽曲『INFINITY≠ZERO』は玉木宏、石原さとみ主演映画「幕末高校生」の主題歌に採用されたほか、新曲『Rock on.』は今月末公開の「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC」の主題歌として同作を盛り上げることになる。

 これらの楽曲を含む通算3作目のオリジナルアルバム『Rock on.』が1月28日にリリース。MY FIRST STORYとのコラボ曲『SAVIOR OF SONG』をはじめ、数々の話題曲が詰め込まれたこの新作だが、過去2枚のアルバムよりも方向性が絞られた、いい意味で“一点突破”的な作風と言えるかもしれない。それにはナノがこの2年間に経験したあるトピックが大きな影響を与えている。

 実はナノ、デビューするまでにこれといったライブ経験がなく、ナノとして初めてライブを行ったのは2ndアルバム『N』リリース直後の2013年3月16日、東京・新木場STUDIO COASTでのことだった。ナノというアーティストが人前に姿を現したのはこの日が初めてで、しかも初ライブにいきなり3000人近いファンが集まったということからもその注目度の高さが伺える。実際僕もこのライブに足を運んだが、ライブ慣れしていない初々しさはあったものの、音源で聴けるパワフルな歌声を生で耳にすることができた喜びは今でもよく覚えている。

     
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