乃木坂46、秋元真夏・生田絵梨花・高山一実インタビュー 2014年に起きたグループの一大変化とは?

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秋元真夏。

「『“黒石さん”にしてくるからね』と言ってくるファンの方が多くて(笑)」(秋元)

――乃木坂46の中で、自分はどういうポジションにいようかなといった、グループ内での振る舞い方を考えたりしますか?

秋元:まいやん(白石麻衣)がいるとちょっかいを出したくなります(笑)。まいやんはクールに見えるんですけど、結構かまってくれるんですよね。バラエティなどで私にきつく当たる“黒石さん”というキャラもできてきて。握手会のレーンでまいやんと隣になることが多いんですけど、「今、まいやんのことを怒らせて“黒石さん”にしてくるからね」と言ってくるファンの方も多くて(笑)。まいやんもそれにちゃんと応えてくれるみたいで。その後、満足して私のレーンに戻ってくるので、ファンの方もまいやんとのやりとりを楽しんでいるのかなって思います。

高山:私は選抜メンバーに毎回選ばれている中で、「私、なんでここにいるんだろう?」ってめっちゃ悩んだ時期もありました。悩んでもわからなかったりするんですけど、そういう悩みをスタッフさんや秋元(康)さんに聞いてもらったこともあって。そうしたら、「お前は深く考えなくていいから、端っこで自由にやってくれ」って言われて(笑)。センターにいる子は、目立って華やかな場所に見えてすごく大変だと思うんですけど。私の場所は、安心しているというよりは、踏ん張るぞという気持ちですね。冠番組の『乃木坂って、どこ?』でも、司会席から遠い端の席で「芸人さんの席」って言われたりして、自分的には「アイドルとして入ったのになんでここなんだろう」って思ったりしたんですけど。でも、まいやんがモデルさんの活動をして、生ちゃんがドラマや舞台で活動してがんばってくれている中、自分に与えられた役割はバラエティでがんばることなんだと思ってやっています。……でも、自分は本当、つまんない人間なんで(笑)。

生田:いやいやいや(笑)。かずみんは自分の面白さに気づいてないところが、逆に私たちにとっては驚きで。

秋元:一言一言に、人の良さがにじみ出てるんですよ。だからずっと選抜にいるというのもあるんじゃないかなと思います。

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高山一実。

「自分が喋っている姿があまり好きじゃない」(高山)

――『乃木坂って、どこ?』などバラエティでは秋元さん、生田さんも目立ってますよね?

生田:(秋元)真夏はすごく頭いいなって思います。スタッフさんに期待されたことをちゃんとやる。

高山:『乃木坂って、どこ?』の、誰が一番頭がいいかを決める「頭脳王」の企画で、真夏が一位になったんです。その次の週に、今度はその逆の「頭NO王」を決める企画をやった時に、真夏は解説者役になったんですね。スタッフさんも、真夏にどんどんメンバーをいじるコメントを出してほしかったんだと思うんですよ。そうしたら、めっちゃコメント言うんですよ! 普段、真夏はこんなに言わないのに、よく切り替えて言えるなあと思って。

秋元:あの時は本当に言い過ぎたと思って反省したんですよ(笑)。テレビの企画だとしても、やり過ぎたと思って後悔しました。『乃木坂って、どこ?』とかでやり過ぎたなと思った時は、家でよく一人で反省してます(笑)。

――オンエアは見るんですか?

生田:マカオとかロケに行った時のはよく見るけど、スタジオトークの時はあまり見ないですね。

秋元:私は自分がテレビに出てるのを見るのが好きなんですよ。芸能人になりたかったので、テレビに出てるのが嬉しくて見ちゃいます。

高山:歌番組は見るんですけど、喋ってるのは見ないです。自分が喋っている姿があまり好きじゃないので。それから、自分が喋ったところがオンエアされるかカットされてるかを確認する時のドキドキが半端じゃなくて。でも一応、録画はしておくんですよ。それで、ブログのコメントとかで評判がよかったり、結構自分の喋りが使われてたんだなって思ったら見ます(笑)。あんまり使われてなかったんだろうなという時は見ないで消します。いい結果しか受け入れない(笑)。モチベーションを上げるために。

「(松井玲奈さんは)あんな人にならなければと思わせてくれる存在」(生田)

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生田絵梨花。

――兼任メンバーとして松井玲奈さんが加入しましたが、松井さんの加入は乃木坂46にどういう効果があったのでしょうか?

高山:正直「がっつり変わった!」という感じではないんです。びっくりするくらい、自然にいらっしゃるというか。楽屋とかでもふと気づいたら当たり前にいらっしゃってて。なかなか一緒に練習できることも少ないんですが、振付などを玲奈さんが自分で覚えてきたのを、私たちと合わせてくださって。

秋元:本番の直前にぱっと入って合わせてくれる。玲奈さんがこちらに馴染もうとしてくれているのをすごく感じますね。

生田:いい意味でグループの雰囲気は変わってないんですけど、あんなに忙しくて活躍している方が、こんなに謙虚で私たちに気を遣ってくださっている。その姿が、私たちにとっては理想像になってますね。あんな人にならなければと思わせてくれる存在です。

――逆にAKB48兼任になった生駒里奈さんが持ち帰ってくるものは?

秋元:ライブなどに影響しているのかなと思ったりします。生駒ちゃんが「AKB48さんのライブではこういうふうにやっているよ」と提示してくることが最近増えたので。今まで乃木坂46は、ライブのことでみんなで話し合うということも少なかったんですけど、アンダーライブが始まったこともあって、ライブの中での動きについてメンバー同士が密にコミュニケーションをとることが増えたと思います。

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