Hey! Say! JUMP、初冠番組で“寝起きドッキリ”に挑戦する意義とは? グループの課題と展望を探る

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デビュー間もないころのHey! Say! JUMP。

 Hey! Say! JUMPがフジテレビ初となる冠番組『いただきハイジャンプ』に出演することが決定し、話題となっている。同番組は、12月29日(月)深夜1時から放送予定で、関ジャニ∞の大倉忠義とオアシズの大久保佳代子が企画プロデューサーとして参加するほか、日本全国の人々からプロデュース案を募集、Hey! Say! JUMPのメンバーが様々なことにチャレンジするバラエティ番組だ。

 同番組では、メンバーが全力疾走をしたり、寝起きドッキリに挑戦したりと、これまでにない体当たり企画が目白押しとなるが、Hey! Say! JUMPがいま、こうした番組に挑戦する意義とはなんだろう。

 ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に聞いた。

「Hey! Say! JUMPは2007年、平成生まれのメンバーだけのジャニーズとして鳴り物入りでデビューし、その後すぐに話題のグループになりました。ジャニーズJr.のエリートを集めたようなグループで、当時、同じようにジャニーズJr.として活動していたKis-My-Ft2のメンバーは、彼らのデビューに焦りを覚えたといいます。しかしながら、Jr.時代の下積みが短く、バラエティ力を養う時間が足りなかったからか、彼らはその後、メディアにおいて今一歩ブレイクしきれずにいました。彼ら自身も、メンバー全員が20歳を越えて、そろそろ自分たちでもなにかアクションを起こさなければいけないと意識していたと思います。そういう意味で、今回の冠番組は、彼らにとって殻を破るために必要なステップなのではないでしょうか。また、先輩の大倉忠義さんが背中を押してくれるような形となっていることは、彼らにとっても心強いようで、前向きな気持ちで番組に臨んでいるみたいです」

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