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『“PHASE 2″ Release Tour Final Series @東京』レポ

Las Vegas×でんぱ組.incが生み出した“新しい熱狂” 対バン成功の背景を読み解く

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Fear, and Loathing in Las Vegas
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 Fear, and Loathing in Las Vegasのライブツアー『“PHASE 2″ Release Tour Final Series @東京』が、東京・Zepp Tokyoにて12月9日に開催された。同公演には、アイドルグループのでんぱ組.incが招かれ、異色のツーマンライブとなった。

 同ライブツアーでは、MUCC、キュウソネコカミなどのロックバンドとの共演もあるが、でんぱ組.incはアイドル畑からの参加とあって、どんなライブになるのか、ファンの間でも注目を集めていた。

 会場に着くと、Las VegasのTシャツにディッキーズの短パンを履いたファンたちの中に、でんぱ組.incのコスプレをしたファンも混ざっており、やはり“異色”の組み合わせであることが伺える。しかし、会場の2階席からフロアを見下ろすと、サイリウムを持ったファンも多く、Las Vegasファンもまたでんぱ組.incの登場を心待ちにしていることが伝わる。

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 Las Vegasとの対バン形式ということもあり、バックバンドに「でんでんバンド」を迎えたでんぱ組.incが会場に登場すると、フロアからは大きな歓声があがる。メンバーそれぞれがリスナーたちを煽りながら、1曲目からハイテンションな「ちゅるりちゅるりら」を披露。でんぱ組.incらしい“ヲタ芸”を思わせる振り付けは、ユニークでありながら激しいもので、その息のあったパフォーマンスに早くもフロアーが熱くなる。“電波ソング”とも称される狂騒的なサウンドと、それぞれ個性的な声のメンバーによる目まぐるしいマイクリレーはとにかく強烈。最上もがが「ジャンルなんて関係ない! 楽しんでいくぞー!」と叫ぶと、さらに大きな歓声が挙がる。「Future Diver」「バリ3共和国」「VANDALISM」「イツカ、ハルカカナタ」「キラキラチューン」と、バンド編成で迫力のあるライブを続け、会場にはクラウドサーファーが続出。いかにもでんぱ組.incらしい小芝居を挟んだ後は、Wiennersの玉屋2060%が作曲を手がけた、奇想天外な展開が楽しい「でんでんぱっしょん」と「でんぱーりーナイト」を続けて披露し、アウェイどころか会場を熱気に包んでLas Vegasへとバトンを渡した。

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 いよいよLas Vegasが登場すると、会場が怒号のような歓声で振動する。二階席の観客も総立ちだ。レーザー光線が「Las Vegas」の文字をステージ後方に映し、ライブへの期待が高まる。So(Clean/Scream Vo.)とMinami (Scream Vo.&Keyboard)がリスナーを煽りながら登場し、冒頭にふさわしく「Are You Ready to Blast Off?」からライブがスタート。ステージを激しく行き交いながら、時にはアクロバティックな動きも見せるMinamiと、ハイテンションなダンスでリスナーを煽るSo。Sxun(Guitar)、Taiki (Guitar)、Kei(Bass)も負けじと動きまわるパフォーマンスは、初めて彼らのライブを観るものには衝撃的だろう。あまりにハイテンションなライブで、いつしか二階席までフロアーの蒸せるような熱気が立ち上ってくる。四つ打ちの高揚、スクリーモの激情、エモーショナルなメロディに、ド派手なシンセサウンド、そして全力でリスナーを煽り続けるダンス。あらゆる音楽ジャンルの尖った部分をみっちりと詰め込んだようなパフォーマンスは、清々しいほどにエクストリームだ。

     
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