エアギター世界一の名倉七海、凱旋ライブで決意表明「エアギター世界大会の連覇目指す」

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エアギターの世界大会で優勝し、注目を集めている名倉七海。

 エアギターアイドルとして話題を呼んだテレパシー。今年4月に解散するも、「エアギター世界チャンピオンになる」というテレパシーが打ち立てた夢を、元メンバーである名倉七海は一人で追い続け、特訓に励み続けた。そして7月に開催された国内大会で見事1位通過、8月に開催された世界選手権に出場し、ダイノジ・大地洋輔以来7年ぶりの日本人として、しかも史上最年少でエアギター世界チャンピオンに輝いたのだった。

 今や時の人となった名倉が世界大会以降初となるライブ「エアギター2014 世界チャンピオン 名倉 Seven Seas 七海 凱旋ライブ」を10月1日(水)渋谷 REX にて開催。会場にはテレパシー時代からのファンを含む多くの人々が、彼女の凱旋と門出を祝福せんと集まった。

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世界大会での思い出を和やかに語る名倉。

 司会進行役として、日本エアギター協会会長でありテレパシーのエアギター指導にもあたっていた、かながわIQ氏が登場。彼の呼び込みで、決勝で披露した和服ドレス姿の名倉が登場。この日は、世界大会裏話で幕を開けることに。今回が初の海外旅行となったという名倉。訪れたフィンランドがムーミン生誕の地であることを知った彼女は、過去に「怒った顔がムーミンに似てる」と言われたこともあり、同地でエアギターを披露することに並々ならぬシンパシーを感じていたという。大会史上初の同点決勝になったことについて「これが最後だから、とにかく楽しもうと思った」と胆の強さも見せた彼女。かながわ氏はこの心の強さとテレパシー時代から発揮されていた独創的なエアギターセンスを評して「優勝するのは必然だった」と、新たなエアギターヒロインの誕生を喜んだ。

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世界を驚かせた渾身のパフォーマンスを披露。

 その後、世界大会出場者のじゅんじゅん、ケイスケザニンジャによるエキシヴィジョンを終え、名倉のエアギターがスタート。フー・ファイターズ「Bridge Burning」が流れ、ヒップホップダンス、花魁に黒澤映画を掛け合わせたキレ味鋭いエアギターを披露する名倉。途中メタリカ「Battery」に曲が変わると、パルクールのような乱舞で観客を魅了、「これぞ世界の名倉!」と納得できる新鮮なエアギターパフォーマンスを繰り広げ、第一部を終えた。

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