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柴 那典のチャート一刀両断!

2PMが「脱野獣」路線に? K-POP男性グループの多様化進む

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参考:2014年09月15日~2014年09月21日のCDシングル週間ランキング(2014年09月29日付)

 今週のオリコン週間シングルランキングは、8月20日にリリースされたEXILE TRIBEのシングル『THE REVOLUTION』が4週ぶりに首位に返り咲き15.6万枚での1位を記録。K-POP男性アイドルグループ2PMの『ミダレテミナ』が約9.5万枚で2位、3位は氷川きよしの『ちょいときまぐれ渡り鳥』となった。

 前週129位からの大幅なジャンプアップとなったEXILE TRIBEだが、実はこの手の売上増はこれまでも度々あったこと(参照:EXILEの4月発売シングルがなぜかチャート急浮上! その驚くべきカラクリとは?)。そこにあった仕掛けは「CD付チケット」というもので、今回もやはりその背景にはEXILE TRIBEのドームツアーのチケットとCDとのパッケージ販売の施策がある。追加公演が決定し、そのチケットとCDの引き替え期間が9月16日から始まったということが突然のセールス増に結びついたわけだ。

 というわけで、9月16日以外のデイリーチャートを見ると連日1位となっているのが2PM。新譜の中での実質的なセールストップということで、今回はこの曲を分析していこう。

 まずはK-POPシーン全体の状況について。2012年頃からいわゆる韓流ブームが沈静化しメディアで喧伝されなくなったと見られていたが、ここにきて、再びムーブメントが活性化しようとしている。

 その人気を牽引するのが多様化する男性グループ勢だ。まずBIGBANGは11月から、東方神起は来年2月から日本ドームツアーの開催が決定。人気グループが安定したセールスと動員を保っているのに加え、昨年後半から今年にかけてB.A.Pや防弾少年団などのニューカマーが日本デビューして好セールスを記録している。さらには、日本デビューを前に韓国の新世代ボーイズグループEXOが11月よりアリーナ来日ツアーを実施するなど、勢いのある若手グループも多い。ライト層が離れた後も、初期からブームを支えてきた層がシーン全体を支える熱心なファンとなっているわけだ。

 その中で“後発組”だった2PMも、いつの間にか中堅〜ベテランと言えるような立ち位置になってきた。そして「野獣系アイドル」というキャッチコピーと共に登場した彼らも、カムバック作と位置づける今作を機に、グループの方向性を変えてきている。リードボーカルJun. Kの作曲家としてのスキルがフィーチャーされるようになってきたのだ。

     
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