AKB48、じゃんけん大会優勝者はみるきー 次作センターもサプライズ発表

 AKB48グループが、9月17日に東京・日本武道館で『AKB48グループ・じゃんけん大会2014~拳で勝ち取れ!1/300ソロデビュー争奪戦~』を開催した。

 同イベントは人気・実力などを考慮せず、『勝負運』のみで選抜を決めるために行われている催しで、AKB48の正規メンバー全員と、予備戦を勝ち上がった姉妹グループのメンバーが基本的に参加(AKB48と姉妹グループを兼任するメンバーは予備戦なし+研究生枠も別途あり)し、トーナメント形式でじゃんけんを行うというもの。

 前年まで勝ち上がったメンバー16人を選抜メンバーに据え、優勝者がセンターポジションを務めるというのが慣例だったが、今回は選抜制度がなくなり(カップリング曲が16名による選抜曲に変更)、優勝者にはソロデビューできる権利が与えられることとなった。また、すでにソロ活動をしているメンバーが優勝した場合は単独コンサートの開催が確約されるということで、開催前からファンの間で賛否両論が巻き起こっていた。

 Aブロックの注目カードである高橋みなみと山本彩はそれぞれ東京タワー(高橋)と通天閣(山本)の衣装で登場。2度のあいこを挟み、山本が辛くも勝利した。その後も勝ち進んだ山本だったが、ブロックの準決勝戦で柏木由紀に敗北。柏木は川本紗矢とともに選抜入りを果たした。Bブロックは川栄李奈と木崎ゆりあの人気メンバー対決を木崎が制すも、続く2回戦で東由樹に敗退。東と大和田南那が選抜入りを果たした。

 Cブロックの注目カード、乃木坂46との交換留学生・生駒里奈と小嶋陽菜の対決では、小嶋が乃木坂46のメンバーである川後陽菜、永島聖羅、斉藤優里、中田花奈を引き連れ「こじ坂46」として登場。生駒は試合前に「私が勝ったら小嶋さんのおっぱいを触らせてください」と発言したが、敗北してしまい、「こじ坂46」に強制加入させられてしまった。その後、同ブロックは小嶋が勝ち進み、荒井優希とともに選抜入りを果たした。Dブロックは朝長美桜と松岡菜摘によるHKT48直接対決が実現。これを朝長が制すると、続けてこの日から活動に本格復帰し、セーラームーンのコスプレで登場した入山杏奈、『クリーミィマミ』のコスプレで登場した島崎遙香に勝利し、宮崎美穂とともに見事選抜入りを果たした。負けた島崎は「ほっとしました。勝つのは誰でもいいです」とマイペースなコメントを残し、会場のメンバーとファンを爆笑させた。

 EブロックにはHKT48から新センター・兒玉遥、期待の成長株・宮脇咲良が参加。兒玉は高城亜城に負け、惜しくも2回戦敗退。選抜には高城を破った三銃士の岡田奈々が入った。宮脇は3回戦まで進み、岩立沙穂と対決。岩立が勝利し、選抜入りを果たした。Fブロックでは、総選挙とじゃんけん大会の2連覇を狙う渡辺麻友が「チョキ出します!」というプラカードを掲げて登場するも、1回戦で阿部マリアに敗北。渡辺は「心理戦で行こうと思ったんですけど失敗しました。正直すぎた」とコメントし、会場を沸かせた。同ブロックからは永尾まりやと佐藤妃星が選抜入り。

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