flumpoolが思い出の地に凱旋 同時期に活動していたバンドたちの今を追う

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インディーズ時代は大阪で活動していたflumpool。

 3月7日、地上300mの日本一高いビル、「あべのハルカス」が、大阪・阿倍野に誕生する。そのグランドオープンを記念して、FM802が開催する公開収録に、flumpoolの出演が決定した。

 大阪・阿倍野は、flumpoolが、かつてインディーズ時代にストリートライブを行っていた思い出の地だ。彼らが大阪で活動をしていた頃、筆者も大阪に在住しており、ライブを見る機会が何度かあった。時を同じくして、大阪でライブ活動をしていたバンドたちは、その多くが解散してしまった。だが、その中にも、今なお勢力的に活動を続けており、第一線で活躍するバンドたちも数多く存在する。

 ここではその中でも、現在話題になっているバンドをいくつか紹介したい。

蜜 - 初恋かぷせる

 2007年に結成された、男女2人組の“唄合戦ユニット”。ギター一本と柔らかいツインボーカルから生まれる、暖かみのあるポップソングが、各地のライブイベントで徐々に人気を獲得。2012年リリースの『初恋かぷせる』でメジャーデビューを果たした。

UNCHAIN

UNCHAIN / 丸の内サディスティック

 2007年にミニアルバム『departure』でメジャ―デビューした、京都出身ながらも、当時は大阪を拠点に活動していたバンド。当時は英詞のギターロックバンドとして活動をしていたが、ジャズやソウルミュージックを取り入れつつ、現在は日本語詞をポップな音で演奏するバンドへと変化していくなど、常に多ジャンルの音楽を取り入れて変化し続けている。昨年は椎名林檎の「丸の内サディスティック」などをカバーしたアルバム『Love & Groove Delivery』で話題を集めたのも記憶に新しい。2月26日にはカバーアルバム第2弾『Love & Groove Delivery vol.2』を発売する予定となっている。

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