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ドリカムと“リッチなJPOP”の25年 カバーアルバムで名曲群はどうよみがえるか

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今年でデビュー25周年を迎えるDREAMS COME TRUE。

 DREAMS COME TRUEのデビュー25周年を記念して、カバーアルバム『私とドリカム −DREAMS COME TRUE 25th ANNIVERSARY BEST COVERS−』が、2014年3月26日(水)に発売されることが決定した。同アルバムの参加者には、E-girls、いきものがかり、JUJU、中島美嘉、miwaなど、ドリカム好きを公言するミュージシャン13組が名を連ねている。

 日本のポップス界を代表するグループのひとつであり、特に30~40代に熱心なリスナーが多いとされるDREAMS COME TRUE。1992年に発表した5thアルバム『The Swinging Star』はオリコン史上初の300万枚を突破し、セールス面でも存在感を放ってきた彼らは、いかにして人気を獲得してきたのか。ポップ・ミュージックへの造詣が深いライター・物語評論家のさやわか氏は次のように語る。

「ドリカムは、ノーザン・ソウルやディスコ・ソウルを日本流のポップスとしてうまく洗練させて大きな成功を収めたミュージシャンです。中村正人のサウンドプロダクションが光る上質なサウンドと、恋する女性の心理を描いた吉田美和の歌詞で、当時のCDセールスのボリュームゾーンだった若い女性層を中心に、絶大な支持を得ました。したがって80年代のユーミンに次ぐ恋愛ソングの教祖的存在としても、広く愛されているミュージシャンです。いっぽうで作家性が強い面もあり、吉田美和が1995年にリリースしたソロ・アルバム『beauty and harmony』では、ニューヨーク・LAで活躍するマイケル・ブレッカーやデイヴィッド・T・ウォーカーといったミュージシャンを招くなどの試みも行っています。80年代後半からエピックレコードジャパンなどソニー系列のレコード会社では、ソウルやファンクの要素を日本流に昇華する歌謡曲が興隆を極めていましたが、その中で最も成功したミュージシャンのひとつがドリカムだったのではないかと思います」

 時代を象徴するバンドの一つとして名声を得たDREAMS COME TRUEだったが、00年代に入るとその勢いはしばらく沈静化したという。

「00年代に入ると、ドリカムのようなリッチなサウンドがあまり流行しなくなり、さらにボリュームゾーンだった女性層がCDをあまり買わなくなっていったことも重なり、商業的には以前ほどの勢いがなくなります。しかし、ファンを掴んでいたドリカムは一定の人気を保ち続けています。昨年は紅白にも出演し、ドリカムが健在であることを印象づけました」

     
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