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さやわかのチャート一刀両断!

SMAP初週売り上げ12万枚ダウン SGチャートに見る“国民的グループ”の不安定さ

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2013年12月16日~2013年12月22日のCDシングル週間ランキング

1位:シャレオツ/ハロー(SMAP)
2位:ナノ・セカンド(UVERworld)
3位:ええか!?/「良い奴」(スマイレージ)
4位:Fall in Love/Shape your heart(U-KISS)
5位:棚からぼたもち(舞祭組)
6位:鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの(AKB48)
7位:からたちの小径(島倉千代子)
8位:バレッタ(乃木坂46)
9位:蒼い空を望むなら(愛乙女★DOLL)
10位:Sad Movie/クリスマスキャロルの頃には(BEAST)

 12月30日付け、2013年最後のシングルチャート。一位のSMAPは初週売り上げが20万枚を超えた。これは好調と言っていい数字だ。ただ前回のシングル『Joy!!』は初週で32万枚を売り上げていたので、この結果を見てSMAPは人気が急落したと考える人もいるかもしれない。しかしもともとSMAPは『Hey Hey おおきに毎度あり』で初めてチャート1位となった90年代半ば以降、一貫して売り上げが安定しないグループなのである。順位だけに注目すると2002年以降、すべてのシングルがチャート1位になっている誉れ高いグループだと感じられるが、好調なシングルは1位になってからもずっと売れ続けるし、そうでないものはすぐに動きが止まる。CDショップのバイヤーにとってはやっかいなタイプのミュージシャンかもしれない。

 おそらくこのグループはよくも悪くも国民的な人気者であり、売り上げが「状況によっては買う」という浮動票に左右される割合が高いのではないかと思われる。曲がいいからとか、どんな施策をしたからとか、どんなタイアップが付いたからという理由でチャートの浮沈は予測できない。

 ただ、近年にジャニーズが注力するようになった複数アイテム展開による売り上げの底上げが、SMAPにおいても功を奏しているのは明らかだ。それからもうひとつ、今回のシングルはSMAPの2013年3枚目となるCDで、シングルを積極的に売るという今の音楽産業のトレンドがSMAPにもちゃんと反映されているのを感じさせる。1位になりながらも売り上げの予測が立ちにくいというSMAPらしいチャート動向を貫きつつ、しかし商品展開としては今の旬にしっかり乗っているというのはちょっと面白い。

      

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