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“ピエロ広告”でも話題のSEKAI NO OWARIは、なぜ10代の心を掴むのか?

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 SEKAI NO OWARIの新曲「スノーマジックファンタジー」を起用したCMのオンエアが12月3日夜からスタートした。CMはJR東日本が展開する「JR SKISKIキャンペーン」のもので、2012年は女優・本田翼が出演し、男女グループでスキーを楽しむ可愛らしさが大きな話題を呼んだ。今年は女優・川口春奈が出演しており、楽曲がCMの世界をどう盛り上げているかが注目される。

 この「JR SKISKIキャンペーン」は当初、各地のポスターや公式サイトの画像において、SEKAI NO OWARIのメンバーDJ LOVEのピエロマスク が大きく写されており、ネット上では「去年とのギャップがすごい」「いったいJRはどうしたんだ!?」と騒がれていたが、1週間後には本当のイメージキャラクターである川口春奈の写真に切り替えられた。要するに、DJ LOVEのポスターはティザー広告だったのだ。「ピエロが怖い」という意見もあったが、結果的に多くの人の関心を集めたため、プロモーションは成功を収めたと言えるだろう。

 東洋経済オンラインによると、大々的なキャンペーンにSEKAI NO OWARIを起用した理由について、JR東日本は「ターゲットである若者層からの支持が高く、YouTubeやSNSなどのインターネット上でも多くのファンに支持されており、インパクトがあるため」と答えている。確かに、今年10月に開催した『炎と森のカーニバル』では合計6万人を動員しており(参照:「SEKAI NO OWARI単独フェスは6万人動員 ライブの“テーマパーク”化が進むワケ」)、いま最も勢いのあるバンドのひとつであることは間違いない。音楽ライターの柴那典氏も「10代が本気で盛り上がっている」と話す。

「ライブに足を運ぶと、中高生くらいのファンが圧倒的に多い。今年4月に行われた国立代々木第一体育館のライブでは4人組の女の子が“セ”“カ”“オ”“ワ”(SEKAI NO OWARIの略称)と書いた手製のウチワを振って盛り上がっている風景も目撃しました。いわゆるロキノン系と言われるロックバンドを好む人だけではない、幅広いファン層を獲得しているようです。先日の『炎と森のカーニバル』の模様を収めた最新PV『Death Disco』を見ても、彼らを取り巻く環境がよくわかります。何万人もの観客が一体となり曲の世界観や物語性に浸っているのですが、動画のコメント欄では『この曲はセカオワらしくない』『だったら、いつのセカオワが好きなんだ?』などと議論されている。“荒れ気味”とも言えるのですが、むしろそこに若いファンの熱心さが表れていると感じます」

SEKAI NO OWARI「Death Disco」

 SEKAI NO OWARIが10代の心を掴む理由として、柴氏は「ファンタジーな世界観を追求するバンドとしてワン・アンド・オンリーな地位を確立したことにある」と分析する。

     
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