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『FNS歌謡祭』はなぜ視聴者を惹きつける? カンパニー松尾監督が“リアルの凄み”を指摘

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 『2013FNS歌謡祭』(フジテレビ系)が12月4日19時から4時間生放送され、その内容の濃さが各方面で話題となっている。

 同番組は、きくち伸プロデューサーが率いるフジテレビバラエティ制作センターの音楽番組制作スタッフ班「音組」が手がけた年末特番。生歌によるパフォーマンスや異色のコラボレーション、ミュージシャンたちの背景まで盛り込んだ内容で、視聴者を惹きつけた。

 とくに、華原朋美小室哲哉が15年ぶりに共演を果たしたシーンと、それに続く三谷幸喜の爆笑パフォーマンスの“テンションの差”には注目が集まり、ネット上では「せっかくの感動のシーンが台無し。ほとんど放送事故(笑)」「これはどこまで演出?」「三谷幸喜ってすごい人なんだな」と、さまざまな感想が上がっている。

 カンパニー松尾監督もまた、同番組に感銘を受けたひとり。ツイッターでは、映像作家ならではの視点で、同番組を称えていた。そこで急遽、編集部では監督に取材、番組の魅力について語ってもらった。

「『FNS歌謡祭』は好きな番組なので、毎年観ているんですけど今年はすごかったですね。この番組の何が面白いかというと、なんと言っても生放送なところ。しかも実際に生歌を披露するから、歌手によってはあまり歌が上手ではない場合もあるのですが、それも面白いところです。アイドルが実は音痴だったりするのは、魅力のひとつでもありますから。また、普段はあまりテレビに出ないロック系のひとが、ふと登場したりするのもいいです。個人的な話になりますが、田島貴男さんのファンなので、彼の姿を生放送で観ることができたのは素敵でしたね」

 また、華原~三谷のシーンについて監督は、「奇跡的なシーンだった」と熱弁する。

「小室さんと華原さんの組み合わせは事前から発表されていたので、注目していたのですが、まさかあんなシーンが観られるとは。小室さんの歌詞には昔からぶっ飛んだところがあって好きなんですが、今回披露した『I'm proud』と『I BELIEVE』の歌詞は、10数年の時を経て見事にハマっていました。当時は『愛人に提供した曲』として色眼鏡で見られていたところもありましたが、紆余曲折を経た今の彼らが歌うと感動的です。しかも、華原さんの美貌は相変わらず。二人の歩んできた数々のドラマが、こういう風に結実するとは、芸の世界は懐が深いですね。人間の凄みを見ました」

     
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